Newクラウン(16代目)が発表されました。これは、まよいなく買いでしょう!!!

マイカー

みなさん、どおもこんにちは!
ずっきーです。

7月15日、日本の自動車業界に衝撃が走りました。
TOYOTAの新型クラウン発表会が行われ、何と4車種のクラウンがお披露目されました。

あまりにインパクトが強かったので、ちょっと観ていきたいと思います。

クラウンとは

クラウンと言えば、誰もが知るTOYOTAの代表的な車の名前です。

フラッグシップカーですね。
TOYOTAと言えばクラウン。
登場は1955年でした。

これまで15世代も続いて来たTOYOTAを象徴する車種だけに、日本中のメディアの注目の的でした。

いつかは、クラウン。なんて言って、中年になってお金に余裕が出たら乗ってみたいなぁという、誰もが憧れた車です。

ただ、セダンのイメージが強いだけに、また、いつかは、クラウン。のキャッチコピーの影響で、おじさんの車というイメージもありました。

おじさんが引退していく中、新しい需要である若者の車離れの昨今、売上が低迷して苦労していた感じがします。

長年、愛されてきたTOYOTAのトップブランド復活をかけどうしていくのか?
大きな課題でした。

16代目のクラウン。

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

長年愛され、15代まで続いてきたクラウン。

戦後、復興の中、人々の生活を豊かにすると言って、国産自動車のフラッグシップになるべく初代クラウンがデビュー。

今回のフルモデルチェンジは、往年のファンが多いだけに、またブランドイメージが強すぎて確率され過ぎているため、こうでなきゃいけない、とか、変えてはいけない部分が多くあったと思います。

それでも、TOYOTAの威信をかけて、ブランド復活に向け、全てを新しくしてきました。

4種類のタイプを一挙公開したわけなんですが、どれもそれぞれカッコいい。

今回はその中でも、この秋から発売となるクロスオーバーに、焦点を絞って書いていきます。

クラウンと言えば上質な乗り心地のFR車ですが、今回は思いきってFRではなくして、だからといってFFではなく、クラウンの乗り心地を損なわないために四駆にしたり、プラスして車全体でクラウンを表現する事に注力したそうです。

やはり、これだけの強いブランドなんで、変わったかとに反発の声も多いようですね。

ただ、私の印象は、オーラがあって、やはり他の車とは違うなって思わせるたたずまいが、まさにTOYOTAのナンバーワンの車種ということが、びしばしと伝わってきました。

まさしく、このオーラこそ、クラウンなんではないでしょうか。
少し新しもの好きのミーハーが出てしまっているかもしれませんが・・・

ミーハーと言われようが、それでも、メチャクチャ欲しいと思ってしまいました。
しかも、発表された4車種の中では、一番コンパクトで扱いやすそうなのが、このクロスオーバーなので、今後、発表される他の3車種よりは、もて余すことは少ないかと思います。

まごうことなきTOYOTAの中で、今一番欲しい車です。

仕様をチェック

外観

なんと言っても、ガラッと変わったデザイン。
賛否ありますが、私にとっては「あり」です。

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

EVの「bz4X」に近いデザインですが、スポーティーよりの「bz4X」に対して、もっと伸びやかにしたためか優雅で洗練された仕上がりです。

今までのおじさん車のままだと、やっぱりLEXUSの方が洗練されたイメージで、そちらに惹かれていましたが、今回のデザインは、やんちゃすぎず落ち着きや気品もありながら、先進性も感じさせるものに仕上がってきたと思います。

 

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

これは、クラウンじゃないと言う方も多いのかもしれませんが、ここから新たな歴史を作って行くのにふさわしいチャレンジとなる第1歩かと思いました。

エンジン

今回、2.5リッターハイブリッドと、新開発のスポーツタイプの2.4リッターターボのデュアルブーストハイブリッドが用意されました。
ハイブリッドモデルのみで、しかも足回りは、4躯のみとなっています。

後席

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

ホイールベースが、2,850㎜で、この車格にしてはちょい短い?
後ろ席が、あと5cm位、余裕が欲しいところですよね。

ほとんど、真ん中席は席としては常駐するには、かなり狭めに感じます。
5人乗りとは公式にはなっていますが、ちょい厳しいかなと思いました。

特に私が運転すると目一杯座席を下げますので、そのことからも後ろの人は余裕がなさそう。

ファミリーカーとして使うには、圧迫感が重要です。
同乗者に居心地悪くなられては、家族・子供との移動がままなりません。

このクラウンに限らず多くの車がそうなのですが、そこが日本でミニバンが売れている理由なんでしょうね。

少々揺れようが、少し位音がうるさかろうが、プルプル振動があったとしても、快適な広さがあって解放感が多ければ、狭い車内で居るよりも子供の機嫌はましなはずです。

燃費

燃費は、2.4リッターターボのスポーツタイプで、15.7km/L。
2.5リッターでは、22.4㎞/Lとこちらの方が素晴らしい。

2.5リッターエンジンの方ですが、航続距離は「1,200kmオーバー」

EVでは問題になる航続距離ですが、これだけ走れば、田舎道で夜間走行中もガソリンスタンドがなくても困ることはないですよね。

さらには、スポーツタイプの「RS」はハイオク仕様なので、ランニングコストを考えても私のような貧乏性には、ノーマルハイブリッドがおすすめ。

とは言え、クラウンをポンっと買っちゃうような方は、21インチホイールや燃費やランニングコストを気にしないのだと思いますが・・・

安全性能

私の中では、車選びで外せないポイントが、「安全性能」
特に、外からの衝撃時に車体が簡単には凹まずに車内の乗員の安全性が確保できるのは、ここをクリアしている車は多いと思うので最近では最低条件かもしれません。

基本的なところは、「トヨタセイフティーセンス」で、ある程度抑えてあるのですが、世界トップレベルの安全性能や運転支援を備えているかと言えば、そうではないです。

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

中でも気になるのが、飛び出しに対する、衝突軽減ブレーキングシステム。
横からの飛び出しに関しては、とっさの判断が要求されますが、これを少しでも速度を落としてくれたり、ハンドル操作で回避してくれたら、それほど頼りになるものはありません。
これが、テスラの自動運転の動画などでも秀逸の動きをしていましたが、クラウンでは、唯一RSグレードにオプションで追加できるのみなので、頼りないですね。
アイサイトなどのように、全モデルで装着できるべきです。
ここで、利益追求のためか、差別化の道具にしてどうするのか?
安全性能の装備や開発に対して、もともとの設計思想が違いすぎですね。
ここは、採算性は度外視で考えてほしかった。
あくまで安全な車を追求するなら、儲け度外視で追求すべき、世界一のトヨタには、安全性もそうして欲しかった。
ところが、思想・方針の違いからか、マツダやスバル、はたまた海外メーカーと違いがあり、結構、私には期待はずれなポイントです。

気になるところ

外観からみてもスゴいオーラを放っているのがわかるたたずまい。

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

街中で走っているのを想像すれば、圧倒的存在感だろうと容易に予想できます。

しかもモデリスタ仕様もよい!!

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

ただ気になるところがないかと言えば、そうでもない。

内装の質感

まずは、指摘されている内装の質感。
クラウンにしてはチープだとの評価が多く聞こえてきます。

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

確かに一番お手頃価格のグレードでさえ500万円近いので、チープさは感じさせてはいけない。

少し、他社からのパーツの流用などがあからさまにあるようで、そこはさすがに幻滅ですよね。

TOYOTAが世界一の理由が、ここにはありますね。
売上もさることながら、利益率が良いはずなんです。

(このヘッドアップディスプレイは秀逸ですね・・・)

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

コストカットがウマいのは言うまでもなく。
スケールメリットももちろんあると思いますが、うまく安く原材料を使い分け、相当の利益を出してらっしゃいますよね。

まぁ、売り方もウマイですが、作るのも秀逸。

所々チープ感はあるもんなんでしょうね。

どこまで許容できるか?

ランニングコスト

質感以上に私が気になるのは、ランニングコスト。

タイヤがデカイので、交換費用がバカになりませんね。

RSでしか選択出来ないオプションもあったりするので、RSにすると、初期投資ももちろんですが、燃費も気になります。

ハイオクで12~13㎞しか走らないとなると、結構、ガソリン代もバカになりません。

安全性能・運転支援

安全性能・運転支援システムが乏しいのも気になりますね。

危険回避システムが弱くないですか?
それはトヨタ全般に言えることかもしれませんが。

安全性に対する考え方の違いが、あるんだと思います。

国内メーカーなら理想は、スバルかな。
マツダも追いつきつつありますよね。

突如の飛び出しにハンドルを切りつつブレーキングをしてくれたら、少しでも事故を軽くできます。
これは、重要です。

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

また、スバルやマツダのドライバーに異常が起きたと判断された場合には、車を自動で減速して停車させます。

事故を防ぐ効果が期待できますよね、

また、テスラのFSDも素晴らしい。

軒並み海外メーカーは、メルセデス、BMW、VOLVOなど、安全性などには定評があります。

これらと比べると、トヨタは少し安全性能・運転支援では差があると言えます。

空間居住性

やはり、最後に気になるのは、これ。
後席の居住性。
お世辞にも広いとは言えません。

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

ファミリーカーとして使うなら、ちょっと使い勝手が悪そう。
今回はターゲットを明確に若者向けに特化した感じですね。

もしくは60代などの、子供の世話を終えて夫婦だけの人生を楽しむような世代がターゲットかな。

完全なファミリー層は、ミニバンなのでメインのターゲットではないはず。

走りが心地良さそうなだけに、ちょっと家族でドライブと言う時にはフィットする車だけに、勿体ない。
もう少し後席の快適性があればなと思います。

トランク形状

居住性と言う後席からの話に続く内容かもしれませんが、もう一つ惜しいと思うのが、トランク形状です。

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

クロスオーバーというからには、やっぱりハッチバックにして社内空間と繋げて欲しかった。

開発する上で、求める静粛性を実現するために、空間を繋げることでのトランクからの騒音や振動の点での決定だったのかもしれません。

そして、もうひとつ。
ハッチバックにしたら、もちろんシートもバタンと倒して広い空間を実現して欲しかった。

そうなると、クッション性やシートの形状にクラウン基準ではなくなるとして、これも見送られたのかもしれません。

ただ、そうは言っても、若い層をターゲットにしてクロスオーバーと言うネーミングを付けたのだから、最悪、フルフラットにしなくたって、少しアウトドアユース用に使いやすさもプラスして、シートの座り心地も追求しながら大きなものもある程度積載できるくらいの空間が欲しかったですね。

今のままでは、アウトドアユースはちょっと見込めず、ビジネスユースよりの使い方しか想定できないかな。

トランクにバーベキューセットやキャンプセットは積めないな。

なんか、書いていてここ、大きいなぁと思いました。

結局、カチッとした使い方のみかな。

若いうちって、カジュアルにガチャガチャッと使いたい時ありますもんね。

クラウンだからしょうがないのかもしれませんが、少しもったいないかなと。

アウトドア使用をしたいそういう層は、エステートを用意したからと言うのかもしれませんが、カチッとした使用を求めるのは、セダンがあるじゃないかと思うわけです。

中途半端な感じがしないわけでもないな、と感じてしまいます。

もう少し、ネーミング要素どおりのクロスオーバーよりにして欲しかったと言うのが、本音です。

まとめ

と、まぁ、気にるところは、ちょこちょこあります。
完璧なニーズを満たす車はないですからね。ただ、それを差し引いても、今回のこの、ニュークラウンは、魅力が、ありすぎです。

(画像はトヨタ自動車公式ページより)

こんなにオーラが溢れている車に久々に出会いました。

何て言うんでしょうか。
惚れてしまったと言う感じでしょうか。

少し位気になるところがあっても許せてしまう。
だから、乗りたい!みたいな。

と、言ってもお高いのでおいそれとすぐに買えるものでもないので、色々努力して手の届くように頑張ります。

でも、これ1台でできるだけ多くのシーンで活躍して欲しいと思っての使用を想定すると、ちょっと中途半端感が漂うな。。。

多くを求めすぎてはいけないのでしょうが、結局、2台もちするしかないのかな・・・

ますます、元手が必要です。

皆さんは、NEW クラウンはどう思いましたか?

それでは、良いカーライフを!

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