本日、アマゾンプライムの画面を開くと、
「MOONFALL(ムーンフォール)」ローランド・エメリッヒ監督 アマゾンプライムオリジナル作品
と、広告がありました。
「月が落ちる」って、SFっぽい映画??と思って、即、何も考えずにポチッとして見てみました。
ことのほか、期待以上の面白さだったので、ぜひみなさんに見て欲しいと思って、記事にしました。
後半から、ネタバレありなので、ご注意ください!
また、他にも映画紹介などしています。
よければこちらもどうぞ!
それでは、行ってみよー!!!
あらすじ
ものすごく簡単にあらすじを言うと、
月が地球に落下するという人類滅亡の危機に対して、ジョーとブライアン、KCの3人が人類を救うために立ち上がり挑む、と言う、いかにもありがちなストーリー。
ただし、ありがちなこの設定に、現代なりの面白さ(エッセンス)が加わっており、とにかく、めちゃくちゃロマン溢れる内容です。
さぁ、果たして3人は地球を救うことができるのか?
3人は、なぜ、たった3人だけがそんな大役を担うことになったのか?
そもそも、何で月が地球に落ちてくるのか?
一体、何が起こったのか?起こっているのか?
ドキドキはらはらもあって、SF超大作と言っても過言ではないのではないでしょうか。
そして、SF作品と言えば、その映像も美しすぎて、ヤバイです。
月が地球に迫って来るにつれ増える様々な災害の迫力映像と宇宙空間の描写、壮大なスケールを完璧に表現した映像、すべて、素晴らしいです。
さすが、そこはエメリッヒ監督作品。
ハズレはないですね。
難しいこと考えず、とりあえず、エンタメとして最高なので、ずひとも見てください。
次に、せっかくなのでちょっと蛇足的な説明。
アマゾンオリジナル作品とは
アマゾンの子会社でテレビ・映画の制作・配給会社である「Amazonスタジオ」による、作品のこと。
映画であれば、映画館での上映後、数週間でアマゾンプライムの会員なら見放題・無料で楽しめます。
オリジナルドラマなども多数ある。
アマゾンプライム会員なら、「ムーンフォール」などアマゾンオリジナル作品が多数、無料で見られます。
これは、アマゾンに限ったことではなく、動画配信サービス大手の
「ネットフリックス」などでも、積極的に制作・配給に乗り出していて、独自のサービスの充実を図っています。
監督「ローランド・エメリッヒ」
「ローランド・エメリッヒ」は、アメリカで主にSF作品やアクション作品のジャンルで活動するドイツ人の映画監督・脚本家です。
有名なところでは、ハリウッド進出デビュー作「ユニバーサル・ソルジャー」や「インディペンデンスデイ」シリーズ、「デイアフタートゥモロー」などがあります。
特に、わたし「デイアフタートゥモロー」や「インディペンデンスデイ」は1年で何回も見直すほど大好きです。
また、ハリウッド版「GODZILLA(ゴジラ)」も彼が監督を務め、私の大好きな「2012」や「紀元前1万年」も制作しています。
ハリウッドの破壊王とも呼ばれるほど、災害で地球や街が壊れるシーンも多い。
ただ、ぶっ壊すだけでなく、絶妙なカメラワークと映像美で、迫力満点のシーンを演出して、本当に目の前のシーンに圧倒、魅了されてストーリーに引き込んでくれます。
2時間ほどの映画も、息つく暇もなく、あっという間に終わってしまいます。
のきなみ多くの作品で高い興行収入を記録している、有名な映画監督です。
さて、次に、もう少し、今回の「MOONFALL(ムーンフォール)」の内容を詳細に見ていきましょう。
次から、ネタバレ注意なので、興味があって、すぐに見るという方は、この後は読まずに、ここで「アマゾンプライム」へ、どうぞ!!!
「MOONFALL(ムーンフォール)」
登場人物
2021年のとある日、月が何万年、何億年と回ってきた地球との公転軌道を外れ、地球に近づいていることがわかった。
最初に発見したのは、大規模建造物研究家のKCだった。
KCは、月は単なる地球の衛星なんかではなく、がエイリアンによって建造された人工物だという持論のもと、月に関するデータを記録していた。
そんな折、月の公転軌道に変化が生じていることにいち早く気づき、NASAなどに連絡を取ろうとするも、無視。
以前、人工衛星のメンテナンスミッションに参加していた凄腕宇宙パイロットのブライアンにも、KCからのコンタクトがあったが、レポートを読まずに「馬鹿げている」と一蹴。
KCの発見を誰も聞く耳は持たなかった。
ブライアンは、以前のミッション中に、宇宙空間で謎の事故に遭遇し、仲間を一人亡くしていた。
そのことが理由で、地球に戻ってから悪者扱いされ、凄腕パイロットの評判は落ち、それが理由で妻とも別れ、生きにくい生活を送っていた。
一人息子とも疎遠になりがちで、息子も少しグレており、悩みは多かった。
そんなところに、思い出したくもない宇宙関連の話しを、KCから急にされても、あまり聴く気もなかったのは、しょうがない。
そんな中、KCが騒ぎ出して間もなく、当然、NASAでもやばいやばいと、大ごとになりつつあり、以前、ブライアンとともに働いていた元同僚でミッションでもメンバーのひとりだったジョーは、秘密裏に対応に動き出し始めていた。
月での異変とは
ところで、なぜ、月の公転軌道に変化が起きたか?
何かの力が働いているようだった。
ここが、この映画のキモの部分です。
もっぱら、KCの主張する説は、月は、その内部にダイソン球があり、白色矮星を閉じ込め、永遠の動力源をそこから得ている構造の人工建造物であり、そのシステムに異常が生じたとの見解だった。
一旦、軌道を外れた月は、地球の重力にどんどん引っ張られ地球へ数週間のうちに落下してくるという緊急事態。
NASAはすぐさま月面に有人ロケットを発射し、大きな穴が空いた月面の調査に乗り出した。
ところが、穴に調査マシーンを送ったところ、何者かが現れ、調査団を一人残らず襲い全滅させた。
実は、NASAは、前回のブライアンの事故を糾弾した時にも、同じ光景を黙認しており、諦めの色を隠せない。
こうなれば、奥の手は月面が成層圏に近づき地球に落ちる寸前に、核爆弾で木っ端微塵に破壊しようと最後の手段に出ようとする。
NASAの所長はすっかり諦め仕事を放棄しジョーへ全権委任して、逃げる準備。
NASA所長代理となったジョーは、軍の関係者である元夫に連絡し、核攻撃をなるべく中止するように言って、自分で何とかしようとする。
そこで、ブライアンに連絡をとり、パイロットとして宇宙へ飛んでくれと助けを請うことになり、陰謀論的な説を唱えていたKCも巻き込まれ、それぞれ守りたい者がいる3人が人類を救うため、宇宙へ飛ぶこととなる。
みどころ
スケールの大きな映像美はもちろんですが、もう一つの見所はやっぱり、ヒューマンドラマ性でしょう。
ブルース・ウィリス主演のアーマーゲドンでも使われた同じみの手法ですが、地球の運命を背負い、宇宙へ死ぬ覚悟で旅立つものを描くと同時に、残された家族の地球での奔走映像美とも描き、ただのわちゃわちゃだけのドタバタムービーではなくしている。
ヒューマンドラマ的要素も盛り込み、感動も誘うというもの。
さらには、SF好きの私にはたまらない設定の、エイリアンが関わり、さらには対峙するというもの。
たまらんです。
しかも、今回の設定は、月が人工物と言う設定で動いているだけでもロマン溢れているのに、さらに、エイリアンにまつわるエピソードも盛り込まれているので、ロマンがダダ漏れで大変です。
相当に面白かったです。
ぜひ、見て欲しい!!!
面白い角度からのストーリー構成だけに、興味のない方でも単なるエンタメ作品としてもアーマーゲドンのように、見応えがたっぷりです。
まとめ
と、まぁ、あまりに楽しすぎたので、記事にして見ました。
ぜひともみなさんも、お時間があれば、見ていただいたらちょっとエキサイティングな時間を味わえるかもです。
さぁ、3人に託された地球の運命は?
また、月に隠されたその起源の真実とは?
3人は無事ミッションをクリアして、地球に戻れるのか?
それでは、よいエンタメライフを。
では、また!
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