みなさん、どおもこんにちは!
ずっきーです。
いやぁ、世間にはだいぶ遅れてますが、ハマってしまいました。
「鬼滅の刃」
今、世間を賑わせてますよね。もう、社会現象です、これは。
アニメが放映されて、この秋、映画も公開予定。
しかも、今一番の話題は、連載されている週刊少年ジャンプでのラストの時期。
次号で最終回なのか、いやもう数話だけは続くのか?など。
その前に、これまで読んだことがないけど、興味あるなーという方。
これまでのあらすじと見所をまとめてみました。
ぜひ、簡単にある程度、内容を分かりたい方は、見ていっていただければと思います。
※ジャンプ最新号「第204話」までのネタバレを含みますのでご注意願います。
ジャンプではまさに今がクライマックス!続くのか簡潔なのか記事にしています。
よければ、合わせてどおぞ!
それで、興味が止まらなくなった方は、ぜひアニメやマンガを実際に手に取ってみてはいかがでしょうか。
それでは、行ってみよー!
今さら聞けない・・・「鬼滅の刃」って?
名前は聞いたことあるけど、読んだことがない、アニメも見たことがないという方にざっとあらすじをおさらい。
舞台は大正時代の日本です。
江戸は栄えているが、地方はまだまだど田舎な日本。
鬼が出るとされ、農村では襲われることもある時代。
主人公の「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」は、木炭を作って生計を立てる山の上の貧しい一家の長男で5人の兄弟がいます。
(※画像は集英社鬼滅の刃公式ページより)
父は、すでに他界している。
ある冬の寒い日、炭治郎がいつものように山のふもとの町まで炭を売りに行くと、村人はいつものように、あれやこれやと用事を頼み、帰りがすっかり遅くなってしまった。
急いで山を上がろうとすると、日が暮れてから登ると鬼が出るかもしれないと、ふもとの「さぶろう爺さん」が泊めてくれた。
夜を明かし家に戻ると、家の様子が何やら違う。
犬以上に鼻が利く炭治郎は、血の匂いを遠くから嗅ぎ慌てた炭治郎は急いで家に入ると、血だらけでみんなが倒れている。
鬼に襲われたのだ。
唯一、一番上の妹、「禰豆子(ねずこ)」だけが微かに息をしていた。
(※炭治郎の鼻は、怒りや悲しみなど人の感情の匂いまでかぎわけられます。)
(※画像は集英社鬼滅の刃公式ページより)
医者に見せようと急いで、怪我をしている禰豆子を抱えて山を下りる炭治郎。
ところが、途中で禰豆子が目を覚ましたのだが、炭治郎に噛み付こうとする。
何と禰豆子は鬼化していたのだ。
(傷口などから鬼の血が入り込むと鬼になると言われています。)
一瞬早く交わし禰豆子を押さえ込んだ炭治郎だったが、もみ合ううち崖から下へ足を滑らせ落ちてしまう。
もの凄い力で遅いかかってくる禰豆子に襲われているところへ、何者かが助けにやってくる。
鬼狩りの特殊部隊(政府非公認)である「鬼殺隊(きさつたい)」の隊員、「冨岡義勇(とみおかぎゆう)だった。
(※画像は集英社鬼滅の刃公式ページより)
禰豆子を仕留めようとしたところ、炭治郎は、命乞いをする。
「禰豆子は妹なんだ、たった一人の残された家族なんだ」と。
「鬼のようになってしまっているが、自分が面倒を見て管理して人を襲わせない(喰わせない)ようにするから助けてください」と。
ただ、義勇は、「男が命乞いをするような暇があるなら自ら強くなれ」と、土下座し命乞いをする炭治郎を叱る。
激昂する炭治郎は、持っていた斧で義勇へ対抗するが、屈強の剣士である義勇に簡単にのされてしまう。
また、鬼になった禰豆子が何と炭治郎を守っているではないか。
この兄妹は何か違うと感じた義勇は、自分の師匠である「鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)」を訪ねるように言う。
(※画像は集英社鬼滅の刃公式ページより)
そこで、炭治郎は鬼を退治しながら愛する妹「禰豆子」を人に戻す方法を捜すことに人生を賭ける決意をし、義勇の師匠である水の呼吸のマスター鱗滝さんの元へ弟子入りすることになる。
こうして、鬼殺隊の入隊を目指し鬼を退治しながらその鬼達から「禰豆子」を人に戻す方法を探ると言う物語が「鬼滅の刃」の話です。
「鬼滅の刃」の見どころ
①炭治郎の成長と刀と呼吸から繰り出される技
②鬼殺隊の最強剣士、「柱」などそれぞれ個性の強いキャラクター
③炭治郎の過去とはじまりの呼吸の剣士
④痣の出現と全集集中の呼吸
⑤鬼殺隊の必須武器「日輪刀」
⑥鬼の秘密について
炭治郎の成長と技の習得による戦闘能力アップ
一番の見所は、やはり炭治郎の成長。
修行をしながら身体と技を鍛錬したくましく成長していくその様子は、子どもの成長を見る親のような、はたまたRPGゲームやシミュレーションゲームで自分のキャラを成長させていっているかのような感覚で、心からの満足感が半端ないです。
自ら育てているかのように錯覚させる没入感を引き出すその描写力には、ほんっと感心させられます。
鬼殺隊の入隊試験を受けるために修行するのですが、炭治郎の気持ちの細かな描写で読者を一瞬足りとも飽きさせません。
すぐに、物語に入り込んでしまいます。
炭治郎のキャラクターの良さも光ります。
素直で正義感が強くて、たった一人残された肉親の禰豆子を思う気持ちなど、まっすぐな性格と日に日に強くなっていく炭治郎から目が離せなくなります。
家族や仲間を思う炭治郎の素直でまっすぐな気持ちに、何度感動させられ涙したことか。
「柱」の存在と個性の強いキャラ
鬼殺隊の最高ランクの剣士たち、それが「柱(はしら)」です。
「柱」は、9人います。
水の呼吸や、霞の呼吸、雷の呼吸など、それぞれの属性を示す呼吸の使い手たちの最高位に位置するのがそれぞれの「柱」です。
炭治郎を最初に救った剣士「義勇」は水の呼吸の「柱」ですね。
「柱」になるには、過去に鬼の中でも幹部である「十二鬼月(じゅうにきづき)」を倒したことや普通の鬼50体を倒したかが条件となります。
この十二鬼月の鬼たちは、その辺の雑魚鬼とはまったくレベルが違い、一般の階級の鬼殺隊が束になっても一瞬で殺されてしまいます。
この柱たちは、最強剣士なのははもちろんのこと、これまた相当に個性が強くキャラが立っています。
それが、また実にいい味を出していてストーリーに花を添えます。
戦いの度に、それぞれの柱の過去にもスポットをあて鬼殺隊に入ったきっかけや家族とのエピソードが語られます。
柱の鬼との戦いを通じて柱の過去を知る。
このプロセスがまた、没入感を深めています。
しかも、柱の全員にスポットライトがきちんと当たります。
そう考えると、主人公は炭治郎だけではなく、鬼殺隊メンバー全員が「鬼滅の刃」の主人公なのかなとも思います。
炭治郎の過去と「はじまりの呼吸」など
主人公の中でも中心人物である炭治郎の過去で描かれることが多いのですが、
「はじまりの呼吸」と言われるものがあります。
今あるそれぞれの呼吸は、元は一つの呼吸から派生して出来たものとのことです。
それが、「日の呼吸」です。
実際、これを使うのは、今では炭治郎ただひとりです。
鬼の始祖である「鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)」は、自分を一度滅ぼした「継国縁壱(つぎくによりいち)」の技を葬るため日の呼吸の使い手を根絶やしに駆除したそう。
(※画像は集英社鬼滅の刃公式ページより)
炭治郎はもともと水の呼吸の使い手である鱗滝さんの下で修行したので、水の呼吸を使えるわけですが、戦闘の途中で覚醒し、日の呼吸を使えるようになります。
実は炭治郎のお父さんが元旦の日にだけ舞う「ヒノカミ神楽」という演舞。
これを幼少の頃から見て育った炭治郎は、日の呼吸の方が体にあっていると言う。
この呼吸は、日の呼吸の使い手であったはじまりの剣士と言われる「縁壱(よりいち)」から竈門家の先祖の炭吉が教わったとのこと。
縁壱の直家系の柱の剣士である「時透無一郎(ときとうむいちろう)」は、日の呼吸の使い手ではなく、派生した「霞の呼吸」を使います。
(※画像は集英社鬼滅の刃公式ページより)
このあたりの、それぞれの関係性がとてもよく組み立てられています。
はじまりの呼吸の剣士である縁壱は、花札のような耳飾りをつけているのですが、それを炭治郎の父に継承しています。
呼吸については炭治郎の家系へ残し、無一郎は縁壱の血を引き継いだ剣士と言えます。
しかも、この物語はすべてのキャラが炭治郎(&禰豆子)を信頼し愛情をもって守るように進行していくことも特徴ですね。
その仲間たちとの絆、愛、信頼は「One Piece」にもあるように少年ジャンプの基本指針ですが、そこもしっかりとありながら物語の芯にある呼吸や技など他の要素が何重にも組み込まれ、物語に深みが出ているんです。
痣の出現と全集中の呼吸
一流の剣士に出現する体の特徴に「痣(あざ)」があります。
これは、炭治郎のようにもともと生まれながらにあざっぽいものが顔にあったり、呼吸を極めることで出現するものがいます。
炭治郎も呼吸を極めていく(全集中常中)ことで、あざっぽい跡がよりはっきりとした形になっており、さらに戦いの場で濃くなるらしい。
この痣は、柱の間でもなかなか出現しないようだ。
痣が出現するには、結構な条件が揃うことが大事らしく、呼吸はもちろん、40度近い体温なども関係しているようです。
痣はもともと、はじまりの呼吸の剣士「縁壱」にはあったという。
しかも、あざが出現したものには、一つのいわれがあり、25歳までしか生きられないということ。
そうであっても、みんなが「痣を出現」させたがるのは、ものすごく強さが増すから。
しかも呼吸と何度も言っていますが、全集中の呼吸によって、人の体はより多くの酸素を取り込み、心臓の鼓動も早まり全身すみずみまで血がめぐり筋肉が増強し体力が一気に増すという。
この時、体温も高まっている。
このような論理的にも、確かにそうかもと言えるような、背景もストーリーに華を添えています。
まぁ、呼吸は物語の本質ですけれど。
鬼殺の剣士の唯一の武器「日輪刀」
この日輪刀は特別な鋼石で打たれている。
太陽に一番近い山で陽の光をたっぷり浴びた鋼である「猩々緋砂鉄(しょうじょうひさてつ)と猩々緋鉱石(しょうじょうひこうせき)」で打たれるため、これで頸を落とされた鬼は死に至る。
ていうか、鬼はこの日輪刀で首を切ることでしか殺せない。
この日輪刀は、持つと刀背の色が変わるようになっている。
別名「色がわりの刀」
その色で持ち主である剣士の素養がわかるとも言われる。
そんな特別な刀だが、刀鍛冶もまた、特別な存在。
刀鍛冶は一箇所、「刀鍛冶の里」で場所は鬼に見つからないよう明かされていない。
そこで、刀鍛冶が特別に日輪刀をうつ。
それぞれ担当の鍛冶が決まっているようで、炭治郎の刀を打つのが「鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)」という刀匠。
この鋼鐵塚のキャラもまた強烈。
そんな、周りを固めるキャラ達が魅力的なのがこの「鬼滅の刃」のいいところ。
鬼の秘密
鬼には、色々秘密があります。
まず、鬼はたくさんいるっていうこと。
日本中で、この時代、神隠しなどの問題が発生しているようで、このほとんどが鬼と考えていいでしょう。
その情報があり次第、鬼退治の指令がありその地に赴いて殺し(駆除)ています。
鬼は、傷を負ってもすぐに治るし、腕など切り落とされても細胞が再生し戻ってしまいます。
人の血肉が好きで、食べなければ生きていけません。
また何百年も生き続けます。
つまり「不老不死」
次に、「殺し方」です。
日輪刀で首を切らなければ死なないのですが、位の高い鬼になるにつれ、それだけでは死なない鬼も出てきます。
ただし、太陽光だけには絶対的に弱くて、どんな鬼さえも昼間は行動できないようです。
あの、無惨ですら太陽光に対しては無力です。
普通の人は鬼に食べられ、傷口が深ければ死ぬだけです。
(よくあるゾンビとはちょっと違う?)
さらに、鬼は実は無惨からしか生まれません。
人に無惨の血を与えることで、人が鬼化します。
では、無惨とはいったい、何者なのか?
これは、作中でも誕生の描写がありました。
病弱であった無惨は、医者にかかっていたのですが、その医者が処方した薬で鬼化されたようです。
実は、鬼殺隊を率いる産屋敷一族と無惨は深い関係があるようです。
相当によい血統で日本でも有力な一族らしい産屋敷一族。
実は、無惨はこの産屋敷一族の先祖なんです。
産屋敷一族は、だからこそ一族から鬼を出してしまったために無惨討伐を使命としているのです。
ただ、無惨が人だったときそうだったように産屋敷家は皆、病弱。
大正時代の97代当主、「産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)」も作中でどんどん体が悪くなってしまう。
これは、平安時代に一族から鬼を出してしまったことによる呪いとのこと。
鬼を退治、いや無惨を倒すために出来たのが、「鬼殺隊」です。
出生は分かりました。
では、無惨を鬼にした薬とはなんだったのか?
これは、謎のままです。
今後、この秘密が明かされるのか?
まとめ
色々、設定がすごいですね。
何重にも色んな背景や人々のつながりが組み込まれています。
しかも、日本の神話「古事記」になぞらえたキャラ設定だったりもあって、このあたりが飽きさせない理由ですね。
産屋敷家がイザナギ、無惨はイザナミで、炭治郎のキャラはカグツチ(火の神)がモデルとなっているようですね。
んーー、深いふかい。
さぁ、このあとは完結となるのか、まだ続くのか・・・
今、日本中が注目している明日のジャンプ発売が待ちきれない!!!
来週が楽しみでしょうがない。
待ちきれないー!
それでは、ぜひみなさんも、よければ読んでみてください。
それでは、またーー!
See ya!!!
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