みなさん、どうもこんにちは!
ずっきーです。
レギュラーシーズンが終わってから、この5日間の間で、各カンファレンスの7位~10位の4チームずつがプレイオフの参加シード権7位8位の座をかけて、決戦を行いました。
この負ければ終わりのトーナメント決戦だけに、すでにゲームはプレイオフのファイナル最終戦かというくらいの、ものすっ・・・ごい緊迫したゲームが繰り広げられたので、記事にしていきたいと思います。
何とかして、このNBAの面白さ、どきどき、感動を伝えたい。
そうしてみんなで、バスケットボールをもっともっとメジャーな人気種目にできたらと思います。
それが、日本のバスケットボールのレベルの向上につながり、日本人バスケットボールプレーヤーがもっと世界で活躍することになれば、そんな最高なことはないです。
では、行ってみましょ!!
プレイイントーナメントとは?
まずは、プレイイントーナメントの説明の前に、プレイオフについてご説明です。
プレイオフゲームとは
NBAは大きく言えば、東西に分かれた、2つのカンファレンスで出来ています。
その中にさらに、ディビジョンという分け方がありますが、一旦無視。
その東西カンファエレンスにそれぞれ15チームずつの計30チームでリーグが成り立っています。
レギュラーシーズンで各チーム82試合を戦ってそれぞれのカンファレンスで順位を決めます。
その結果、プレイオフに進出できるのは、東西カンファレンスでそれぞれ上位8チームとなっています。
プレイオフは7戦づつ対戦するトーナメント形式で行われ、各カンファレンスで1位vs8位、2位vs7位、3位vs6位、4位vs5位が対戦して先に4勝をした方が、次の決戦へ進めます。
なので、各カンファレンスで12勝したチームがカンファレンス優勝となります。
その後、全米チャンピオン、つまりNBAリーグ全30チーム中の頂点をかけて、東西の優勝チームが、戦い、4勝すれば全米チャンピオンとなります。
これが、プレイオフというわけですが、次にプレイオフトーナメントの説明をしますね。
プレイイントーナメントとは?
2019年のシーズンでは、例の感染が蔓延しました。
これを受けて、NBAでもシーズンを予定どおり始められなかったりしてシーズンで消化した試合数が減りました。
少ない試合数で順位を決めるのもあまり納得感がないシーズンとなっただけに、特にプレイオフへの足切りである8位、9位については、特別ルールとして救済措置がとられました。
レギュラーシーズンの後、8位と9位のチームに8位決定戦をおこなったわけです。
これがプレイインの始まりです。
ことの他、盛り上がったのに気をよくしたリーグ運営側は、翌年の2020年についても、前年の決定戦を少し広げて導入しました。
8位だけではなく、7位、8位シード権をかけて、7位~10位までのチームにて事前トーナメントを行ったわけです。
これが、プレイイントーナメントの始まりです。
ところがこれが、事の他盛り上がります。
レギュラーシーズンにおいて、終わりが近づき順位が見えてくると、普通は、プレイオフ圏外に落ちることはないと、主力メンバーを温存させたり手を抜くチームが増えてきます。
つまりのこり10~15試合くらいになると、ファンも含めリーグ全体が冷めるわけです。
ところが、足切りラインが7位となると、6位までに入ろうと、5、6位など上位のチームも含め、ゲーム差がそんなにないことが5位から8位くらいまでは多いので、最後の最後まで、気を抜けなくなるんですよね。
6位に入るまで、通常よりは、必死になります。
だれる時間が少なくなるんですよね、。
しかも、この7位、8位決戦は、ある意味、一発勝負なので、この決戦自体、相当に白熱して見応えのあるゲームが展開されます。
プレイイントーナメントの仕組み
うんちくが長くなってしまいましたが、実際にはどういう仕組みで7位、8位シードを決めるか?
まず、レギュラーシーズンの7位、8位が勝ち抜きをかけ対戦(セブン・エイトゲーム)します。
勝者は、そのまま7位シード獲得。プレイオフで2位と対戦が決まります。
その対戦の敗者は、もう一度だけ復活戦があります。
それは、9位、10位の対戦(ナイン・テンゲーム)の勝者と、対戦します。
この対戦で勝ったチームが、第8位シードとなり、プレイオフへ進むことが決定します。
つまり、レギュラーシーズンの9位、10位チームは、プレイイントーナメントで2勝しなければプレイオフに進出できないとなりました。
ファンにとっては激アツですし、運営側もほくほくでしょう。
今シーズンのプレイオフ出場チーム
イーストカンファレンスのセブン・エイトゲームの結果
ここは、無事?というかここは、評判どおりに「ネッツ」が勝ちあがりました。
7位シード獲得となり、「セルティクス」とのファーストラウンドとなりました。
アービングが、最初から全開のゲームとなりました。
途中まで12/12とFG%が100%でした。
神がかってますね。
当然、マークはきつかったはずですが、ものともせず、決め続けました。
終わってみれば、34pt。
そして、もうひとりの化物KD。
主導権がキャブスに渡りかけた時もコンスタントに要所要所を決めて、相手のペースを断ち切り勝利を手繰り寄せました。
KDは、25pt。
しかも二人共、アシストも10ヶ以上記録し、そろってダブルダブル。
しかも、周りを固めるプレーヤーもよかったです。
クラクストンやドラモンドも頼もしく、ダンクやアリウープを決めたり、KDと並んで、リムプロテクターとして活躍しました。
B・ブラウンも苦しいところで、決めたりアシストしたり、すばらしい働きをしました。
ミルズもいいところでスリーポイントを決めたし、総力がレベルアップしてきていて、セルティクスとの対戦が楽しみです。
シモンズが参戦するとどうなるかも見ものですね。
一方、キャブスは今季、主力PGに成長したガーランドが、34ptとチームを引っ張りましたが、やはりJ・アレンがいないことが攻守ともに響いたかな。
ウエストカンファレンスのセブン・エイトゲームの結果
ここも下馬評どおり「ウルブズ」が接戦の末、勝ちあがりました。
クリッパーズは、ポール・ジョージとN・パウエルがケガから戻ってきたんですが、その他が機能しなかったですね。
ジョージは孤軍奮闘で、34ptも取りました。
ディフェンス力のクリッパーズですが、KATを早々にファールアウトさせウルブズの勢いをおさえたかに見えたのですが、昨年ドラフト1位のA・エドワーズとディアーロが淡々とポイントを重ねました。
結局、109点のうち二人で59ptを取りました。
そして、何と言っても主役は、今シーズンクリッパーズからウルブズへトレードされたベバリーでしょう。
ディフェンス職人であるベバリーが、移籍後、ウルブズにディフェンス力アップと勝利への活力をもたらしましたが、この対戦でも、とてもエネルギッシュにディフェンスしてチームを鼓舞しました。
最後の最後まで、諦めずにスティールもして、トラッシュトークで相手のペースを乱し、勝利を手繰り寄せました。
ヒール役のベバリーですが、勝利したあと、涙を流したのには、誰もが驚かされました。
トレードで自分を出したチームに勝利したことは、彼なりにこみ上げるものがあったのでしょう。
結果、これでウルブズが7位シードを勝ち取り、2位の勢いありまくりのグリズリーズと対戦となりました。
イーストカンファレンスのナイン・テンゲームの結果
ここは、昨年大躍進だった「ホークス」が下馬評どおりに「ホーネッツ」に勝利しました。
ホーネッツは、ヘイワードを欠いていることや、終盤、フラストレーションのたまったブリッジズが退場になったりと最後はたさでの敗戦となってしまいました。
ホークスは、シーズン中はけが人に苦しみ、このゲームでもコリンズが欠場しているとは言え、後半メンバーが戻ってきてから少しづつ本来の調子にもどりつつあり、地力がホーネッツより上でしたね。
しかもヤングは、昨年プレイオフで大舞台を経験したことにより今シーズンは円熟味を増して、プレイメーク力に磨きがかかっていて、このゲームでも圧巻のパフォーマンスでした。
決めるべき所では決め、他メンバーにボールを捌き、終始、ゲームを支配していましたね。
ここに勝って、次は、8位シードをかけて、キャブスとの決定戦です。
ウエストカンファレンスのナイン・テンゲームの結果
「スパーズ」と「ペリカンズ」の対戦は、最後までわからない接戦となりました。
が、ここで終始活躍したのは、今季ペリカンズに移籍したマッカラム。
ブレイザーズでのプレイオフでの経験を活かし、落ち着いたプレイで確実に得点を重ねました。
ボディバランスがすばらしいですね。
190cmそこそこの体格で、ゴール下にドライブしては、ディフェンダーに空中でぶつかりながらも、確実にゴールを決め続けました。
圧巻の32pt。
これに続いたのが、イングラム。
ケガにより本調子ではないものの、27pt。
そして、リバウンドを頑張って、攻撃チャンスを増やしたのが、ビッグマンのバランチュナス。
今季、トレードでグリズリーズから加入しましたが、攻守で力を発揮しました。
3人で、113ptのうちこの3人で「81pt」を叩き出しました。
ザイオンがいなくてもこのゲームをできるのは、すごいです。
スパーズは、粘りましたが惜しくも、ここで敗退。
来シーズン、もう1年、名将ポポビッチがHCを続けれそうなので、来シーズンこそ復活に期待ですね。
イーストカンファレンスの8位シード決定戦の結果
そうして、東の8位シードの決定戦は、「ホークス」と「キャブス」の対戦となりました。
結果は、T・ヤング率いるホークスが勝利しました。
キャブス側ホームコートでの決戦。
立ち上がりは、完全にキャブスペースで、第1Qは11点差をつけた。
ヤングを完全に封じこめ、2Qを終わっても10点差をキープして後半戦へ。
だが、後半、前半6点で苦しめられたヤングをよそにチームを助けたのがボギー。
ヤングが休んでいる間も、何とか、得点をつなぎ19ptをマーク。
また、ガリナリが要所要所で得点した。
ハーターやハンターはディフェンスで、カペラがケガで戦列を離れた穴を埋めた。
そのうちに、後半の勝負どころでついにホークスがキャブスをとらえ逆転に成功し、3Qを終わって、84ー84のタイ。
決戦は4Qに。
最後は、決めるべきところでヤングが決めて、ホークスが接戦をものにした。
昨年プレイオフで勝ち上がった経験のあるホークスと、若いチームのキャブスとで勝負どころでの経験の差が出たゲームとなった。
これで、8位シードのホークスは、1位のヒートとの対戦が決まった。
どうヒートに挑むのか、楽しみなファーストラウンドとなりそう。
ウエストカンファレンスの8位シード決定戦の結果
西は、「ペリカンズ」と「クリッパーズ」の対戦でした。
前半、ペリカンズはマッカラムが厳しいマークを受け苦しむ中、イングラムが得意のミドルレンジを確実に沈め得点を重ねた。
バランチュナスもリバウンドでセカンドチャンスに貢献し、前半56ー46で折り返した。
後半になると、ジョージがプロトコルで欠場で前半波に乗りきれず苦しんでいたクリッパーズは、ズバッつを下げ、スモールラインアップに切り替えた。
これが功を奏し、ペリカンズを足止めに成功。
3Qでとうとう、10点差をひっくり返し、74ー84とクリッパーズがリードした。
4Qは、ペリカンズのビッグマン・バランチュナスを下げ、ラリー・ナンスJr.で勝負。
ナンスがリバウンドを頑張り、ルーキーのマーフィー3世やアルバラドの活躍で少しづつペースを引き寄せ、最後はイングラムとマッカラムで要所を締め、ペリカンズが勝利を手にした。
何と、ペリカンズは、ザイオンがいなくても4年ぶりのプレイオフ出場となった。
さぁ、無敵のサンズにどういう戦いを見せてくれるか楽しみです。
まとめ
プレイオフトーナメントはレギュラーシーズンとはディフェンスもオフェンスも集中度がちがい、とても白熱することで、エキサイティングで目が離せない戦いが約1ヶ月ちょっとつづく訳です。
もう、楽しすぎです!!
手に汗にぎりながら、見ごたえがたっぷりのプレイオフを、みんなで応援しましょう!
来シーズンは開幕戦で、日本にも2年ぶりにNBAのゲームがあります。
前回は、ラプターズとロケッツでしたが今回は、
何と、カリーのいるウォリアーズと八村のウィザーズがやってきます。
楽しみですよね!!!?
皆さんが、バスケットボールに興味を持ってもらって、ぜひ一緒に応援できたら、そんな嬉しいことはありません。
バスケットを好きな人がもっと増えることを願って!!
では、また!
コメント