みなさん、どおもこんにちは!
ずっきーです。
全国、めちゃくちゃ猛暑になってますね。
体温より高い気温って・・・
みなさん、どおぞ熱中症には気をつけてください。
さて、最近、窓についての記事が続いてます。
が、今回も。窓についてです。
というか、前回のつづきの記事です。
「引き違い窓」と「片開き窓」の違いを前回、この記事で書きました。
で、今回のテーマは、『断熱性』
もう一つ、窓の設置についてまわる大きなテーマである『断熱性』
今回は、窓の特性で外せいない断熱性について、それぞれの種類の窓での比較になります。
「i-smart」で選べる窓の種類
これまで、何度も書いてきてますが、もう一度、おさらいです。
よければ、以前の記事も。
「i-smart」で選べる窓の種類は、主に3種類です。
①片開き窓
②引き違い窓
③固定窓
大きく分けると、この3つだけです。
基本、この3種類だけです。
あとは、縦と横のサイズの組み合わせで、それぞれのお宅に最適なサイズや機能、デザインなどを検討して、採用を決めていきます。
窓の重要な役割とは・・・
窓の重要な役割は、
①採光
②換気・通風
③眺め・眺望
④デザイン性
こうした役割のもとに窓を選んでいくわけなんですが、もう一つ考えなければならないとっても重要な「デメリット」が、窓にはあるんです。
最大の窓のデメリット
窓の、最大のデメリットは、『断熱性』!!!
まあ、記事のつかみで、言ってますが。
一条の家の特徴は、「高・高住宅」ですよね。
「高気密・高断熱」
窓は、設置すればするだけ、一条の高気密な家のその『断熱性』が損なわれるんです。
だから、そこを考慮しながら、それぞれの機能を活かした設置をしていかなければいけません。
結構大変ですよね。
『断熱性』って??
断熱とは、外気と室内の温度の行き来(伝導)を断つこと。
家づくりに関して言えば、外気温が室温に与える影響を少なくすること、かな。
また、断熱性とは、熱の伝わりを断つための性能や技術のこと。
つまり、家づくりで言うと、
外と家の中を仕切る役割のものは、「壁」ですよね。
この壁が、一条工務店の場合には、厚さが28cmくらいあります。
しかも、壁内にぎっしりと隙間なく詰められる断熱材。
断熱性の高い、EPSポリスチレンロームを内壁側に14cm、外壁側に5cm。
これにより高い「断熱性」を実現してるんです。
窓の断熱性
窓は、残念ながら壁ほど断熱性は高くありません。
なので、設置すればするほど家の断熱性が損なわれていきます。
と、言っても大きな窓を、無限に設置できるわけでもなく、家の耐震強度などの関係で制限があります。
窓の設置には、とにかく「一条ルール」がついて回ります。
3畳以上の物置とは区別され、部屋となる部分には基本的には、2つの窓までしか設置できません。
3つ目の窓は、オプション(有料)扱いです。
しかも強度が許される範囲で。
設計の段階で結構、設計さんと深く長い打ち合わせになるでしょう。
なので、出来上がった家は、ある程度、一条の高断熱性・高機密性を満たす家にはなります。
ただ、ドアや間取りも含めできあがった(建った)最終的な家の断熱性は一条工務店からは教えてもらえません。
我が家の機密性を知りたいなら、専門の機関に自分で頼むしかないです。
一般的に、断熱性能は、「Q値(熱損失係数)」で表されます。
今は平成25年以降、法的な基準では、UA値に置き換わったそうです…
ちなみに、機密性を表すC値。
これは、一条側で、外壁が建って屋根を設置し、玄関と床下をはめた時点で検査します。
基準を満たしたかどうかの結果は、後日教えてくれます。
ところで、話を戻して、窓は壁より断熱性が劣るんです。
一条工務店の窓
「i-smart」で採用されている窓の性能は、断熱性の観点からはものすごく高性能と言えます。
一条工務店のホームページにも、窓について詳細に載っています。↓↓↓
複層Low-Eガラスで、
名称は、「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」
※画像は一条工務店ウェブサイトより
どういうことかと言うと、防犯性の高い3重ガラスの樹脂サッシです。
つまり、3重ガラスなんです。
ガラスとガラスの間に、熱伝導性の低いクリプトンガスが重点してあるそうです。
しかも、99%紫外線をカット。
夏は窓から熱が71%侵入してきて、冬は48%の熱が窓から奪われるとのこと。
つまり、断熱性が低いのです。
夏は、一生懸命、冷房しても、窓からどんどん温まって、冬は暖房しても窓のそばから冷えていく。
効率性の面からは、これじゃあ、たまりません。
そこで、熱の影響が少ない一条の窓ガラスです。
他社では、オプションもしくは結構割高なことの多い3重窓ですが、一条は、全窓、これが標準装備です。
ただ、ブライドの入ったタイプだけは2重ガラスです。
また、サッシは熱伝導性の高いアルミではなく、伝導性の低い樹脂サッシ。
完璧ですね。
あんしん!あんしん!
窓の種類による断熱性・機密性の違い
一条の窓が、断熱性が高く性能がいいのは、わかった。
だって、冬もほとんど結露が起きないのです。
(加湿する湿度の高さと外気温にもよりますが…)
ただ、やはり日によっては、結露がおきます。
しかも、窓の種類によって違いがありました。
そうです!結露が起きやすい窓があります。
これが、我が家では、引き違い窓でした。
大体の家庭が、片開き窓より、引き違い窓の方が結露が起きやすいはずです。
なぜなら、引き違い窓の方が、断熱性が低いのです。
どういうことかというと、引き違い窓はその構造上、密閉性が低いのです。
大きな窓が多い、引き違い窓は、スライドさせて、たがいの窓の枠の部分を重ねて密閉しています。
枠の中にスライドしながら、重ね合わせて密閉しているだけなんです。
これに対し、肩開き窓は、片側にヒンジがついていて、閉めてハンドルでロックすると、窓枠と窓枠が締め付けられます。
これにより、密閉性が高いのです。
ヒンジも何もない、引き違い窓は、枠の間に組まれている状態。
かたや、片開き窓は、窓枠に吸い付く(押し付けられる)感じの状態。
密閉性が高いのはどちらかは、明らかです。
また、固定窓(飾り窓、パノラマFIXなど)は、開かない窓なので、機密性に問題はないですよね。
ただし、断熱性においては、熱が失われたりするのは、3重窓なので、他の窓と一緒です。
一条の窓の防犯性
窓の最大のデメリットは、『断熱性』と言ってますが、実はもう一つデメリットがあるんです。
それは、『防犯性』
そう!
窓って、空き巣の進入路第1位なんです。
6~7割は窓からの侵入。
玄関や勝手口は共に15~20%くらい。
圧倒的に、窓。
その分、窓の防犯が重要になります。
一条の窓は、バールやハンマーを使っても、割れないんです。
割って、割ってこじ開けるのに10分以上。
そんなにかかっていたら、近所が怪しみますよね。
ガラスを切るのはどうかとは思うのですが、3重ガラスなのでそれなりに、面倒。
鍵を開けても、他のドアロックもあるし。
最後は、開けられてもアラームがあります。
3重の自前セキュリティがあるのですが、
これでも、入られる場合は、しゃーない。
セコムとかに入るしかない!!!(苦笑)
家を長期間、不在にする場合にはセキュリティの導入も考えましょう!!
あとは、金目のものを置いておかないことですよね!?
家電などの家財道具は、しょうがないとしても、宝石やお金は家に置いておかないことですよね。
空き巣もバカではないので、何もない家には、苦労して入らないそう。
十分な下調べの上に、用意周到で入るらしいので、普段から家には金目のものは置かないのが得策だと思います。
とにかく、一条の窓は、一般的な窓より、格段に防犯性は高いと言えます。
まとめ
断熱性だけで、結構長く書いてしまいました。
が、重要です。
使い勝手では、明らかに引き違い窓。
だた、「機密性・断熱性」を考えるなら、片開き窓。
しかも、肩開き窓は、デザイン的に、見栄えがいいので、ついつい、縦長の片開き窓を多用したくなります。
断熱性と機能・デザインを考えて、みなさん、たくさん悩みまくってください。
悩んでいるのが楽しいですよねー。
ただ、外からの影響を受けにくくして、窓の通風も使わず、1年中、ゆるいエアコンと床暖房だけでの快適な住まいを目指すことも可能だそうです。
それは、「高・高住宅」ならではの方法で、窓を極限まで小さくすることです。
景色を見るためや、ベランダへの出入りだけの最低限にして、あとはハニカムシェードで基本シャットアウトする設置の仕方で、省エネ生活が可能です。
それは、「フエッピーさん」のブログで詳細に説明があります。
(フエッピーさん、勝手に名前を使わせていただきましたが、ダメなら仰って下さい)
僕も、大変参考にさせていただきました。
それでは、みなさん。
よいおウチを作ってください。
それでは、また!!!
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