みなさん、どおもこんにちは!
ずっきーです。
わたしは、電気自動車の中では断然「アリヤ」が欲しいです。
デザインやスタイル、サイズなんかが、私には最高に好みなんです。
でも、財務大臣である妻の許しがあるナイにかかわらず、購入に躊躇してしまう理由があります。
今回は、日本が抱える問題について書いていきたいと思います。
ほぼ、不満だらけの記事かもしれませんが、行ってみよー!
アリヤとは
アリヤは、日産から今年の春に発売された電気自動車です。
日産は、リーフと言う電気自動車を 年にリリースしてから、積極的に電動技術に投資をしてきました。
最近では、eパワーと言うエンジンで、独自のハイブリッド化を進め、人気を博しています。
アリヤは完全、純粋な電気自動車です。
流行りのSUV型のボディをもち、未来感溢れる先進的なルックスが特徴です。
ガソリン車のプラットフォームの流用ではなく、新しく開発したプラットフォームで仕上げられただけあり、電気自動車らしく、サイズ以上に車内空間も実にゆったりしたスペースが広がります。
コストも、同等レベルの外国産車と比べても競争力は高いと思います。
とにかく凄く興味があるのですが、ファーストカーとしては、どうしても導入する気にはさせてくれない、受け入れられ難い日本特有の問題があるんです。
日本の電気自動車普及を阻む日本特有の問題
再三、様々なところで議論されている事なのでご存知の方も多いと思いますが、充電インフラの脆弱さ。
これが日本で電気自動車が普及しきれない最大の要因と思います。
せっかく、チャデモが世界へも普及しかけていたのに、世界の主流が急速充電規格に移り行くやいなや、チャデモは、進化をやめ、世界では受け入れられない時代遅れの充電器となり、すっかり影を潜めてしまいました。
充電器自体の発展の遅さも去ることながら、日本の高速道路に整備されつつある急速充電設備がこれまた、驚きなんです。
何かと言いますと、その充電の際の電力配分の仕方がひどいんです。
2口の充電ホースが一台の充電器から延びているのですが、1台で充電が繋がっているうちはいいですよ。
充電ホースに繋がっているのが自分だけだと、90キロワットで充電されるのですが、後からもう一台、もう一口の充電ホースに繋いで充電が開始されると、自分に充電している電力量が半分の45キロワットに落ちてしまうんです。
「まあ、分け合わなければならないから、しょうがないよね。」と、最悪、無理やり納得したとしましょう。
許せないのは、課金の仕組みです。
なんと、時間制なんです。
どれだけの電気を充電できたか?どれだけ電気を買ったのか?という量ではなく、時間制なんですよ!?
信じられますか?
念のため、もう一度言いますよ。
電気は「時間制で課金」されるんです。
つまり、30分単位で300円みたいな感じ。
どれだけ電気を充電できたたか?は関係なく、どれだけの時間を充電器につなげていたか?で課金されるということです。
しかも、充電器を流れる量が変化するんです。
これの何が問題かと言うと、先ほどのように、充電できる量(流れる電気)を半分とかにされてしまうと、目安にしてた充電量を時間内に確保できなくなります。
電気の単価が、最初はこれだけって言っていたのに、納得してサービスを受けている間に途中でやっぱりって言って、料金変わりまーすって、言われた感じ?
(分かりにくいですね)
こんなバカな話ってありますか?
わたしは聞いたことがありません。
EVを運用している方は、皆さん納得しているってことですよね。
しかも、問題はこれだけではなくて、旅行などで遠距離の移動の場合には、旅程が組めなくなると言うことです。
時間あたりでの課金制にしたのには、サービスを作る側の理由がなにやら色々ありそうです。
ですが、ユーザーフレンドリーではありません。
そんなサービスは、どうせいつか廃れます。
ガソリンのように、一度の補給が短時間で済み、燃料も入れた量に対し料金を支払うことが常識です。
そのようなシステムが普通に浸透しているユーザーにとって、この不安定かつ不合理際まわりない時間制課金を受け入れるとは到底思えません。
イーブイがそれ以上に魅力的で他のどんなデメリットも打ち消してくれるような製品であれば、もしかしたらいまのままでもEのかも知れませんが、わざわざ不便で理不尽なシステムを受け入れるだけの魅力がEVにあるとは思えません。
家充電が可能でEVに魅力を感じているわたしでさえ、この訳がわからない課金システムは受け入れられないため、チャデモの充電をあてに遠出しようとは思いません。
これが、わたしが旅行やロングドライブに使用するファーストカーとしては、アリヤは導入できないと言った真意です。
日本のチャデモに頼らない運用とは?
ところが、この訳のわからないチャデモの課金システムのサービス網にあやかる必要なくEVを運用できる方法があります。
それはテスラ車を選択することです。
テスラは大人気の「EV」メーカーです。
人気があるのもうなずけます。
なぜなら、テスラは、独自の急速充電設備ネットワークを日本中に張り巡らせています。
まだまだ十分ではないものの、ある程度主要ポイントに設置してあるので、日本の主要都市をまたぐようなロングドライブも可能にしています。
海外からの参入という脅威
少し前に、韓国メーカーである「ヒョンデ(Hyundai)」が、日本市場への参入を果たしました。
また、中国からも「BYD」が日本市場への参入を表明しました。
「ヒョンデ」は再参入なのでオンラインのみでの販売スタートと慎重な姿勢はあるものの、魅力的なEV「ionic5(アイオニック5)」が目玉です。
一方、「BYD」は今後数年でディーラー網を日本中に整備しながら、より意欲的にEVを販売していく計画です。
日本でEVをファーストカーとして購入するなら、テスラなどのように、独自でもイーから、しっかりと安定した充電網が整備されているEVでなければ、ユーザーは安心して選択出来ません。
もちろんチャデモの充電環境が十分であれば、日本メーカー製EVなどへも選択肢は広がります。
また、テスラのように、欧州メーカーのフォルクスワーゲンなどのメジャーな海外メーカーが、独自の充電網を構築してEVの普及をはかっている例も増えています。
日本メーカーや日本政府主体でもいいから、海外勢に負けじとどんどん整備して欲しいものです。
テスラのような一企業ができるのに、なぜ日本の政府が出来ないのか?
それは、EV普及に本気ではないから。と、思います。
ある程度、世界の足並みにあわせねばという思惑のみのEV化を掲げているだけで、実は、本気ではない??
日本の充電インフラがいっこうに改善しない理由
政府もいまいち動きが悪い理由は?
それは、世界一のTOYOTAが誇るハイブリッドシステムがあるから?と勘ぐりたくもなります。
日本最大のメーカーが、純粋EVへシフトをしてしまうと、日本でどれだけの雇用が失われるか?
ホンダだって、NISSANのeパワーだって、素晴らしいハイブリッド技術を有しています。
地球に優しいかどうかで言うと、ガソリン車とは比べものにならないほど、十分にこれでエコと思います。。
政府としては、ムリにEVを推進しなくてもよいとの思惑があっても不思議ではありません。
充電網を整備して、原子力発電施設をどうするか?など、政府がやらなければいけないことは多い。
電力問題は対応を間違えると大変なようですし、積極的には動きたくないとしても不思議はありません。
理由は何であれ、日本の充電インフラが今一つ脆弱なのは、事実です。
ユーザーにとっては、ガソリン車もEVも関係なく使いやすく買いやすい車を選択するだけです。
今の状況では、。EVと言う選択はあまりにもデメリットが多く魅力に欠けるため、ユーザーがEVを選択する気になれないのは、当然のことで、それこそが事実なのです。
まとめ
EVは、ガソリン車とは違う運転フィーリングや、より効率的な車内空間の確保、ランニングコスト低減、デザインの自由度など多くの魅力があるのも事実です。
ぜひ、ガソリン車と同等のステージで篩にかけられるようになって欲しいものです。
EVだけの世の中になって欲しいとは思っていませんが、魅力的な選択肢が増えることは、ユーザーにとって悪いことではありません。
現在のように、充電網の整備が不十分なまま、強制的にEVシフトが推進されると、ユーザーにとって良いことは全くありません。
本当に生活に必要な人以外、さらに、車を所有する人がいなくなるのは目に見えています。
それでは、トヨタに日産、ホンダ、マツダ、スバルなど日本有数の自動車メーカーにも存続の危機が訪れてしまいます。
そんな悲しいことはありません。
日本のメーカーには、EVでも頑張って欲しいのが、わたしの本音でもあります。
ぜひ、充電環境のことにもっと着目して、日本メーカーのEVがもっと普及してくれることを願って止みません。
それでは、また!
よいカーライフを!!
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