みなさん、どおもこんにちは!
ずっきーです。
週末、あれ14日木曜の夜だったかな?
いやぁ、NBAのビッグニュースが飛び込んできましたね。
2ヶ月も前から言われていたので、知っている方は「やっと出たか・・・」「あぁやっぱりね・・・」みたいな反応だったと思います。
ただ、4チームも関わるトレードだっただけに複雑。
ちょっと、整理する意味で見ていきましょう!
J・ハーデンの移籍先は「ブルックリン・ネッツ」
シーズンオフ中から球界を騒がせていた、「J・ハーデン」のトレード要求。
ロケッツに帯同してからは、さすがのパフォーマンスを見せていたハーデン。(一部、ぽっちゃりが話題にもなっていましたが・・・)
新ヘッドコーチのことも絶賛していたこともあり、一度は諦めたのかと思っていたのですが・・・
そんな中、トレードの発表直前のゲームでは、「キング・レブロン」率いるレイカーズに2連続で大敗したことで、かなりストレスが溜まっていたのか、チームメイトを侮辱するような発言が飛び出しました。
「自分一人だけこんなに頑張っているが、正直、こんなチームの状況ではこの先やっていくのがしんどい」と、不満を露わにしました。
チームメイトとはコミュニケーションをとらず孤立下状態で、ゲームになると自分一人にマークが集中してパフォーマンスも落としていました。
(お腹の肉もジャマしてた・・・??)
実は、今思うと、レイカーズとのゲーム前にはトレードが決まっていたのではないでしょうか。
「もうこんなチームじゃやってけねーよ!」と、不満をもらし、その直後にトレード速報ですから。
だからこその最後の決め台詞ではないですけど、「こんなチームにはいられない」という最後のお別れのひとことだったのでしょう。
それが、メディア向けに語られたものなのか、ずっと、ともに戦ってきた仲間への最後のひとことにしては、とてもひどいもののように思えました。
ハーデンは、
「あんなにわがままし放題、ひっかきまわしてなんてやつだ!」
と、言うイメージがすっかり付いてしまいましたね。
まぁ、彼はお金ではなく、それほどまで貪欲に「リング(チャンピオン)」が欲しいのでしょう。
(お金はもはやくさるほどある・・・)
そして結局、行き先はと言うと「ブルックリン・ネッツ」
ビッグトレードになりました。
個人的には、ここまで評判を落としたハーデンを欲しがるチームはあるのか?
NBAから追放?
なんて頭をよぎったりしてましたが・・・
無事(?)、トレードとなりました。
4チームが関わる大型トレード
速報段階で、ロケッツとネッツ、そしてキャブスとペイサーズまでもを巻き込んで4社間のトレードという情報が駆け巡りました。
一部、ペイサーズが準備不足だとか報じられもしましたが、最終は速報通りの結果でまとまったようです。
プレーヤーの動きだけを見てみよう
(※画像はすべてNBA Rakuten公式ページから)
●ロケッツ→ネッツ
J・ハーデン
●ネッツ→ペイサーズ
C・ルパート
●ネッツ→キャブズ
ジャレット・アレン
トーリアン・プリンス
●キャブズ→ロケッツ
ダンテ・エクサム
●ペイサーズ→ロケッツ
ヴィクター・オラディポ
図でも見てもらいましょうか。
このトレードを見て思うこと
このトレードは、もちろんハーデンのためのトレードであったわけなんだけど、よく成立しましたね。
当初は、噂通りPHIセブンティシクサーズの「ベン・シモンズ」との1対1トレードで話が進んでいたようです。
ところがネッツが、名乗りをあげてきて、ややこしくなったやらなんやら。
ネッツはOKC時代のハーデンのチームメイト「ケヴィン・デュラント」が「ハーデンを獲ろうよ」と、口利きをしたようですね。
と、言うことで、結果的には4チーム7人の選手、しかも数々のドラフト指名権を巻き込んでの、複雑かつお騒がせなトレードになりました。
もう、ちょっとみていきましょう。
ブルックリン・ネッツ
やっぱり、これを見て思うのが、ネッツのオフェンス力、半端ねぇ。
ここは、もう完全にこの2年以内にチャンピオン獲りに動いて腹を決めてきました。
王者レイカーズを倒すには、これが一つの解だと言わんばかりに、ビッグ3を揃えてきました。
ただし、なかなかそうは簡単にいかないんだと不安にも思います。
と言うのも、その代償としての犠牲が大きすぎるような気がするから。
選手層で言えば、クリッパーズについで厚いのではないかと言われたネッツが、ルバート、アレン、プリンスを放出してしまい、今ではスターターがケガをしたりビッグ3の調子が悪ければ、意外と脆いような気がしま
す。
我の強いビッグ3が信じられないようなケミストリーを生み出すことが出来るのか?
シーズンが終わって、その答えが出るのを楽しみにしましょう。
ヒューストン・ロケッツ
一方、結局ハーデンをつなぎとめることができなかったロケッツ。
もうすでに、今シーズンが始まる頃から新しいチーム作りをちゃくちゃくと始めていましたよね。
ウェストブルックのトレードでウォールを獲得し、同時にピストンズから頭角をめきめきと表してきた伸び盛りの「クリスチャン・ウッド」も加わっています。
ウォリアーズからは、D・カズンズも獲得。
ただ、ウォールやカズンズはケガからの復帰だけに、どこまで出来るのかが不安視されています。
そんな中、今回のトレードでは「V/オラディポ」をペイサーズから獲得。
これまた、ケガからの復帰ですが、昨シーズン、ペイサーズでリハビリ&ウォーミング期間は十分に取れているかとは思います。
若返りをしたわけではないですが、HCも代わりチーム再建へと切り替えましたね。
インディアナ・ペイサーズ
今回のトレードで、磐石な動きを見せたのはペイサーズかとは思います。
オラディポは、トレード要求するような発言があったり、絶えずチームへのコミットということで考えると、いまひとつ「??」な部分がありました。
労せず(?)して、この不安要素を若手の成長有望株であるるバートを獲得できたことで、今回のトレードの勝ち組でしょう。
主力はほぼ昨シーズンそのままで安定した戦績を見込めるだけに、完全に少し先まで見てもチームの増強に成功したのではないでしょうか。
東の有力候補筆頭ですね。
クリーブランド・キャバリアーズ
そして、ペイサーズとならび今回のトレードでもう一つの重要なピースがこの「キャブス」でした。
今、キャブスには注目されている2人のガード陣がいます。
「コリン・セクストン(3年目)」(画像・上)と「ダリアス・ガーランド(2年目)」(画像・下)
2人とも185cmという身長ですが、ブレイザーズの「レインブラザーズ」の次世代を担うガードコンビと称され、力強いフィニッシュ力と何よりも伸びしろが魅力です。
ここに、リム周りの強力な番人「J・アレン」(4年目)と器用な「T・プリンス」がネッツから加わったのです。
マギーやドラモンドなどのベテランもおりチーム全体で若返りを図るキャブスでは多少センターポジションにだぶつきがありますが、若手のピースが揃ったことで確実に再建計画の完成へと近づいているのではないでしょうか。
今後のウエストブルックかとされる若きエース「C・セクストン」がどのようにチームを引っ張っていくか見ものです。
レブロンの去ったあと苦しんでいた「キャブス」ですが将来が楽しみです。
まとめ
今回、お騒がせなハーデンひとりのわがままトレードに巻き込まれたチーム、うまく利用したチームとありますが、それぞれチーム模様があり、なんだかんだ外野で見ていた我々は、楽しませてもらっています。
が、当事者となったファンはたまったもんじゃないですよね。
とは、言えトッププレーヤーのわがままもあれば、ビッグマネーが動くだけにフロント側のビジネスの側面もNBAには多分にあります。
ダントーニHCを解雇した球団側の決断から始まった一連の流れのようにも見え、結局ハーデンが収まった(ハーデンを引き取った)のは、ハーデンを育ててきたダントーニがアシスタントコーチにいるネッツ。
モンスターに成長した駄々っ子を引き取るような感じ?
そして、ハーデンは悲願のリングを手にすることが出来るのか?
何にしても、答えは近いうちに出るので、見守らせてもらいながらNBAを思う存分楽しんでいきたいと思います。
それにしても、ハーデンはチームメイトとファンはもっと大事にすべき・・・と、思うのは僕だけ?
さぁ、今シーズンの王者は、どのチームか?
ますます目が離せないですね、
蔓延問題があり大変ですが、選手も含めぜひ健康に頑張ってもらってエキサイティングなプレーを見せてもらいたいものです。
一緒にみんなで応援して盛り上げて行きましょう!
それでは、また!
See Ya!
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