NBAプレイオフ2022:カンファレンス・ファイナル「ゲーム2と3(一部)」の結果速報

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みなさん、どうもこんにちは!
ずっきーです。

NBAプレイオフは、東西カンファレンス・ファイナル戦の2試合目が終わりました。
少し目を離すと、どんどん進んでしまいます。

ですが、東西それぞれの決勝戦となりここまでくると、毎日1戦づつのカードとなります。

東西のそれぞれの決勝ともなると、ほんの少しの戦術変更で20点差がついていても大逆転で勝利したり、第1戦目で大敗しても、すぐ2戦目でやり返したり、一方的な戦局にならないので、見応えが、ほんっとたっぷりです。

日本時間の5月20日と21日のカードをそれぞれ見ていきましょう!

https://zuccikki.com/nbaplayoff2022g6-3172

よければ、こちらのセミファイナル大詰めの記事も見てからカンファレンスファイナル戦をどうぞ。

それでは、行ってみましょう。

BOS セルティクス vs MIA ヒート(3戦目まで)

実は、このカードは1勝1敗でセルティクスのホームに戻って22日に第3戦が行われて、セルツがホームで敗れています。

敵地で、1勝を上げたセルティクス有利と思われましたが、立ち上がりからバトラー中心に気合が入りまくったディフェンスでチーム全体もよりまとまったヒートが、第2戦のリベンジとなりました。

しかも1、2戦と欠場していたラウリーが戻ってきて、オフェンスも立ち上がりから好調のヒートは、1Qから「39体18」と、一気にたたみかけました。

これにて、「セルツ VS ヒート」は、1-2でヒートが先行しています。

ここで面白いのが、セルツに干されたマックス・ストゥルースがこのカードの最初からセルツを見返すべく集中力が凄まじい。
この第3戦も最初からスリーを決め、最後も4Qでブラウンが1点差に詰めるスリーを決めたあと、すぐさまスリーを入れ返し、セルツの追い上げムードを断ち切りました。

お互い一進一退。
ここまで来ると、あとは気合と根性。
そして、戦術の実行力・遂行力がものを言います。

第2戦では、ケガから復帰したセルツのスマートが、ディフェンスできっちりとチーム全体を立て直し、プロトコルを脱したホーフォードもリムプロテクトとスリーで活躍をし、ヒートに付け入る隙を与えなかった。

ところが、第3戦では、逆に、見事にヒートがセルツにやり返しました。

立役者が、アデバヨです。
眠れる虎がついにめを醒ましたか?

これまで、どうも大人しかったアデバヨですが、第3戦は違いました。
リムアタックといい、ミドルといいシュートタッチや体のキレが違った。

これは、もしかすると、このゲームだけうまくハマったとかではなく、何か掴んだ感じ?!
次も怖いですね。

セルツとしては、アデバヨをディフェンスしたウィリアムズは特に、ファールがかさんでしまった。
ロブ・ウィリアムズ3世がケガで離脱しがちなのが、ここへ来て響いていますね。

また、ケガと言えば、ヒートは後半からバトラーが欠場。
膝の炎症とのことです。
ここで、ヒートの士気にも影響すると思いますが、今回は、セルツのミス、つまりターンオーバーによってヒートが逃げ切りました。

セルツのターンオーバー、また、ヒートのスティールが光ったゲームでしたが、テイタムが元気がないのが気になったゲームでもありました。

相当に、タッカーやバトラーなどに執拗にディフェンスされていますが、これをかいくぐって30点くらい得点するからこそ、エースなのですが、相当にディフェンスに苦労していた印象です。

消極的で、リズムも悪く、苦し紛れや気の抜けたパスによってスティールを誘発。
イイとこなしでした。

どこか、痛めているんでしょうか。
途中、肩の痛みで、戦線離脱した場面もありました。

そのくらい、テイタムの様子がおかしかった。

一方、今日はブラウンがっやってくれました。

テイタムの調子が悪いと見るや、独りでヒートの固いディフェンスに立ち向かっていました。
結局、40点。

援護射撃で、ホーフォードも20得点とよかったです。

ディフェンスでも、アデバヨからラウリーまで何番でも守れるフットワークも見せてくれました。

そして、一時、20点以上離されたセルツに勇気をもたらしてくれたのが、スマートです。
リバウンドの際の着地で、痛めていた右足首をガッツリ、また捻挫をやってしまった。

自分で歩けないくらい、ガッツリいってしまった足首を鞭打って、テーピングでガチガチに固めたのでしょう。
もうダメかもと思われたスマートが、足を少し引きずりがらコートへ戻ってきた気合には感服ですね。
もう、老後、不自由になって杖をついて歩くことになるとか心配なんてしていないんでしょう。
彼にとって、今が大事。
チャンピオンシップにかける思い、ただただ尊敬しかありません。

ただ、絶対に、ゲームが終われば痛みと腫れがハンパないのがやってくるはずです。

私も学生時代、バスケのゲームで足首を骨折するほどの大きな捻挫をしているので、痛みと気持ちはイタいほどよく分かります。

現在では、酸素ルーム含め、最新治療で比べ物にならないほど早い治療が見込めるんでしょうけど、いつのカムバックになるのか?
ほんっと、心配ですね。

ケガだけは、イヤですね。

GSWウォリアーズ vs DALマーベリクス(2戦目まで)

ウォリアーズのホーム、サンフランシスコ・チェイスセンターで行われた2戦について、おはなししていきたいと思います。

とにかく、ウォリアーズ、強い!!!
もう、これに尽きますね。

GSWウォリアーズ vs DALマーベリクス(1戦目)

サンズに圧勝したマブス。
それを支えたのが、全員のスリーを含めた高確率なシュート。

基本は、ボールムーブがよく、ブロンソンやドンチッチが中に切れ込みつつ、キックアウトしたところで、比較的、楽にスリーをブロックやフィニースミスなどが決めきるのが、サンズ戦ではうまく行きました。

1戦目は、サンズに大勝の後、気分よくゲームに臨めたと思いますが、1Qが進むにつれ、ウォリアーズのディフェンスがアジャストしてきたこともあり、どんどんとシュートが落ち始めました。

終わってみれば、何と、スリーの成功確率23%(48本中11本成功)を切るほど。
全体のフィールドゴール成功率でも36%(86本中31本成功)。

一方のウォリアーズは、決していいとは言えないながらも、スリーの成功確率34.5%(29本中10本成功)

全体のフィールドゴール成功率で56%(82本中46本成功)で、質の高いオフェンスを展開できていましたね。

ちなみに、サンズとの第7戦は、マブスのスリーは49%近くの成功率。
ありえないほど高い。
スリーが2本に1本近く入るって・・・どんなですか?
しかも39本中で19本の成功なんて、123点のうち57点をスリーでとっちゃいました。
これは、いくらサンズでも打つ手がなくなって当然。

ディフェンスが崩壊していたのでしょう・・・
マブスの破壊力、恐るべしですが、第1戦は不発でした。

それもあって、マブスは大敗もショックは少なかったのではないでしょうか。

GSWウォリアーズ vs DALマーベリクス(2戦目)

そうして、第2戦。

自分たちのスリーが、もう少し、通常位の3本に1本以上が決まれば、戦えるでしょうと、タカをくくって臨んだのだと思います。

果たしてどうだったのかと言うと、出だしこそ、マブスの調子もよかったものの、結局まくられてしまいました。

1、2Qは、ある程度マブスの調子もよかったと思います。

前半終わって、「72対58」となかなかの大差を付けていました。

マブスのオフェンスも良かったのは明らかですが、ウォリアーズも58得点と、マブスのディフェンスを攻略している雰囲気が出ていますよね。

要所要所で、しっかりとウィギンスやプールが決めてきました。

ディフェンスではグリーンの存在も大きい。

ただ、このゲーム、一番の立役者は、ルーニーでしょう。

体を張って、ディフェンスリバウンドを奪い、オフェンスでも絶妙のタイミングでピックアンドロールを成功させ、確実にゴール下を制して行きました。

21得点12リバウンドと圧巻のパフォーマンスでした。

これに、カリーやウィギンス、プール、グリーンまでスリーを決め、効率よくオフェンスを展開し、4Qでは、1Qのお返しとばかり、43得点というハイスコアで、マブスの追い上げを振り切りました。

マブスとしては、完全に、3Qでシャットアウトされてしまいました。
たったの13得点に終わって、3Qでほぼ追いつかれてしまったわけです。

4Qも苦しみながらのオフェンスだったため、ホームに帰る3戦目、4戦目と課題を残す結果となりました。

スリーは、前半の固め打ちでの成功率があったため46.7%とよい数字でしたが、それでも勝てなかったのはどこにあるのか。

ここぞという時に、決めきれず、リバウンドも取られセカンドチャンスをものにできなかったのは大きいのではないでしょうか。

ドンチッチが、チームが苦しいだけに、自分で攻めた結果が42得点となり、苦い敗戦となりました。

今一度、第3戦での奮起を期待しつつ、23日を楽しみにしたいと思います。

今シーズンは、西はウォリアーズが制すると予想していますが、一方的なカードになっては面白みも何にもありません。

神童ドンチッチが、チームをどう動かすか。
ブランソンやディンウィディ、クリバー、ブロックなどホームではさらなる活躍が期待出来るだけに、ワクワクして待ちたいと思います。

それでは、皆さん!
大谷が活躍するメジャーリーグを始め、サッカーや国内のプロ野球、JBLももちろん面白いですが、NBAも今が、一番激アツな瞬間です。

ぜひ、みんなで盛り上げて広めていきましょう!

それでは、また。

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