みなさん、どおもこんにちは!
ずっきーです。
さて、NBAファイナルも第4戦まで進みました。
日本時間で6月11日、現地では6月10日(金)の夜、ボストンで行われた第4戦は、久々に週末に見れるゲームでした。
第3戦目を終わって、2-1でセルティクスがリードして迎えたこのゲーム。
ホームで勝って、セルティクスはファイナルチャンピオンに王手をかけるのか、それとも、ウォリアーズが勝って戦績をタイに持ち込んで、ホームで仕切り直しとなるのか?
それでは、見てみましょう!
BOSセルティクス vs GSWウォリアーズ
もう結果から言ってしまうと、ウォリアーズの勝利!!!
これで、このカードを2-2のタイに戻しました。
チェイスセンターで2連敗はさせないぞと、ウォリアーズの意地が勝った感じですかね。
前回、第3戦で、少々負傷したカリーがキレッキレで、セルティクスのディフェンス力を上回りました。
オフェンスの集中力がえげつなかったです。
ほんとうに、最後のシリーズに相応しいほど、負けては勝ちを両チーム繰り返して、一切引かない、がっぷり四つの対戦が繰り広げられています。
しかも、この第4戦は、4Qでも点差が離れない接戦状態で、最後までどちらが勝つかわからない目の離せない状態が続いていたので、最高のゲームでした。
それぞれ、見ていきましょうか。
ステフィン・カリー
まずは、カリーですよ。
スリーがこれまで同様、決まりまくりです。
しかも、後半にかけて精度が高まり、ロゴスリーに迫るほどのディープスリーを2連続で決めるなど、圧巻のパフォーマンスでした。
結局、そこまでスリーが決まれば、ドライブも冴え渡り、ミスマッチになるやいなやペイント内でも存在感を見せつけ、43得点、10リバウンド。
クレイ・トンプソン
そして、トンプソンも、スリー4本を含む18得点。
少しムラがあり、かつてほど波に乗り切れないところもありますが、逆転のスリーなど欲しい時に得点がありました。
また、ディフェンスが少しづつ感覚を取り戻しつつあり、テイタムやホーフォードにもプレッシャーをかけていました。
アンドリュー・ウィギンス
一番、プレイタイムを長く縁の下の力持ちをやってのけているのがウィギンス。
ドライチのスタープレーヤーがプライドをかなぐり捨てて、泥臭く頑張っているのが、今シーズンの成につながっていると思います。
体のサイズがセルツに劣っているウォリアーズは、ルーニーともに体を張ってセルツに挑んでいるのが、ウィギンス。
カリーの得点が伸びる中、17得点にはとどまっているものの、16リバウンドとチームトップの貢献ぶり。
もはや、ウィギンスなしでは、優勝はありえないほど、スプラッシュ・ブラザーズを攻守ともに支えるキープレーヤーになっています。
その他
そして、プールは、固いセルツのディフェンスに押さえ込まれていますが、ドライブからキックアウトでかく乱したり、2本のスリーを含む14得点を記録。
この日のルーニーも、リバウンドで体を張って、一番泥臭い仕事をこなしてくれました。
11リバウンドと、ただひとり、ウィギンズがいないところでも、セルツに囲まれながらも果敢にリバウンドをもぎとり、貴重なセカンドチャンスをもたらしたりしていた。
影の貢献者でした。
GP2も少しづつ、ディフェンス力を発揮しています。
結局、リバウンドがセルツを13本上回り、自分たちのセカンドチャンスをものにして、またセルツのセカンドチャンスを断ち切り、この日は、セルツのいいようにはさせず、勝利を引き寄せた。
一方、惜しくも敗れたセルツを見ていきましょう。
ジェイソン・テイタム
テイタムですが、いつもは後半に尻上がりに調子を上げていくテイタムですが、このゲームは序盤から得点を重ねました。
ただ、後半は粗さが目立ち、ターンオーバーや無理な単発ショットなどミスが頻発。
これを見ると、後半は疲労が蓄積しているようで、後半、ピエリッツァにも抑えられる場面もありました。
いつものように序盤からディフェンスとプレイメイクに重きをおき、後半の勝負どころに体力を温存するペース配分が良いのかも知れません。
ここで、王手をかけたい思いが、少し焦りを生み、固さへと繋がり体力を減らし「、後半の失速になったのかも知れません。
23得点11リバウンドを記録したものの、苦しみました。
序盤は、プレイメイクで、チームメイトをノセていくのがセルツとしてはよいのかも。
ジェイレン・ブラウン
ブラウンは、逆にいつも序盤からスタートダッシュを決め、リズムに乗っていくスタイルですが、今回は全体的に安定したフィニッシュ力を見せつけました。
ドレイモンドがマッチアップでも、終始、冷静なプレイで安定力を見せつけました。
バスケIQの高さが伺えますね。
テイタムに次ぐ、21得点、6リバウンド。
頼れる兄貴です。
マーカス・スマート
相変わらず、冷静なプレイメーク力とディフェンス。
今回は、シュートタッチもよく、スリーも3本決めました。
欲を言えば、後半、欲しい時にもう1、2本スリーが決まってくれれば、展開が少し変わったかもしれません。
オフェンス時には必ず、フォローのリバウンドにもいっているし、トランジションでもさぼらず前線に絡んでいくので、ホーフォードとともに、まさに影の立役者。
足を気にするような仕草があったので、捻挫の部分を少し痛めた可能性もありますが、今回のカリー同様、ひどくないことを祈りつつ、ケガを圧してでも、次も安定のパフォーマンスを期待します。
デリック・ホワイト
このファイナルになってから、特にオフェンス面でも安定の活躍を見込めるプレイヤーとなっているホワイトですが、この日も要所要所で得点を重ねました。
プレイオフに入ってから50%という高確率でスリーを決めているホワイトですが、このゲームでも50%で決めました。
カリーのディープスリーも相手にとってはダメージがでかいですが、打ては安定的に決まってしまうホワイトやホーフォードのスリーは、相手にとって守りにくくて、いやぁなダメージがあります。
ホワイトやホーフォードは、顔色変えずに任務を確実に遂行しています。
素晴らしい。
こういうロールプレーヤーがいるからこそ、テイタムやブラウンなどの主力がエースらしい働きを完遂出来るんですよね。
チームとしての総合力は、ほんと高いのがセルツ。
その他、プリチャードにしてもグラント・ウィリアムズにしても、自分のやることをきちんと高いレベルで遂行してくれるのが、チームの総合力になっています。
ただ、今日は、特に4Qのウォリアーズのディフェンスがよくて、いつものセルティクスの4Qの爆発がなく、ウォリアーズの勝利となりました。
最後の決定力と言えば、やはりプレイオフでこれまで、どれだけ戦い抜いてきた経験があるかがものを言います。
そこがウォリアーズにはかなわないのは当然で、今回はそこが明白に勝負を分けた形になりました。
ただ、8年前は、ウォリアーズだって、カリーやトンプソンを含め、経験がなかったわけで、いまセルティクスが若さの勢いも助けて、そこは乗り越えていく必要があるわけで。
ファンは、10年以上ぶりの優勝に向けて、そこへの期待は大きいです。
さぁ、運命の第5戦、ウォリアーズのホームに戻るわけですが、セルツは、今回の課題を乗り越え、勝つことができるか?
次、敗けてしまうようなことがあれば、初の連敗になり、非常に厳しい状況に陥るのではないかと危惧します。
運命の第5戦。
次は、火曜日。
まだまだ、目が離せないですね。
プレイオフはこうじゃなきゃ。
みんなでNBAを応援して、バスケを盛り上げて行きましょう!
それでは、また!!!
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