NBA後半戦が始まりました。今シーズンのプレイオフ進出チームはどこに?現在の順位をおさらい。王者レーカーズを倒すのはどのチームか?

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みなさん、どおもこんにんちは!
ずっきーです。

オールスターウィークも終わり、後半戦が始まって2週間が過ぎました。
だいたい、各チームの傾向が決まってきたかと思ったのですが、ここへ来て本領を発揮するチームもいたり、格下にいきなり足元すくわれたり、、、
やっぱり今シーズンは、気を抜けない混戦模様が続いています。

これは、一重に、通常のシーズンと違って各チームの戦力がいつでも不安定だから。

今シーズンは、ケガが多かったり、トレード前のゲームへの不参加期間や感染など。
これらにより、チームの戦力が安定しない中での戦いとなっているのが、今シーズンのチームの調子が安定しない原因です。

で、素人ながらにも予想してみた今シーズンの順位は今どんな感じか、途中経過をレビューしてみたいと思います。

それでは、行ってみよー!!

イースタン・カンファレンス

東がいつになくアツイです。
いつになくと言ってしまっては、怒られるかもしれませんが「西高東低」と言われて、東地区は総合力で西地区に劣っている状態が長いです。

それこそ、神様・ジョーダンがブルズにいた時代と、ドゥエイン時代のヒート、そしてキング・レブロンが東地区にいた頃はまだ、東も強かった。
その前も、バード時代のセルティクスとかあったけど、最近はてっきり西が台頭しっぱなし。

特に、カリーのウォリアーズの3回のチャンピオンやキング・レブロンのレーカーズ移籍。
その前だって、ツインタワー時代のスパーズにしても、コービーのレイカーズ、ノビツキーのマブスなど西地区の方が多く最近は優勝しているし、レベルが上と言われてもしょうがないですよね。

ところが、今シーズンは、東地区全体のレベルが上がっています。

その理由のひとつに、。MVPスターの移籍があります。
2019年ですが、ネッツにウォリアーズからKD(デュラント)が移籍。
1年間の治療とリハビリを終え、今シーズンからプレイ再始動。
そして、ついこの前のロケッツからネッツへのハーデン移籍。

ネッツだけ強くなった感じですが、バックスだけだったイメージから昨シーズンのヒートの活躍、そしてネッツとなったことは収穫ですよね。

また、もうひとつの理由に、新加入ルーキーの戦力アップや既存プレーヤーの成長があります。

ホークスのヤング、グリズリーズのモラント、ラメロ・ボールのホーネッツ。
そしてセルティクスのチームとしての成長。

シクサーズにいたっては、ベン・シモンズとエンビードの成長とステファン・カリーの弟セス・カリーとラプターズとレイカーズで連続で優勝経験者のグリーンの加入。また、D・ハワードも加入しているし、ミックスの要素でレベルが上がっています。

そんなこんなで東地区のチームのレベルも拮抗してきて、その競争が全体のレベルの引き上げになっているのではないでしょうか。

イースタン・カンファレンスの順位

1位 フィラデルフィア・76サーズ

まずは、シクサーズが強くなりすぎです。
前述しましたが、リーグ最強のデュオの一角へと成長したシモンズとエンビード。
エンビードは、昨シーズン、それこそ思わぬ敗退に涙を流して悔しがっていました。
そこで、今シーズンは覚悟をもって自分を犠牲にしてでもチームを勝たせる選択をしています。
その覚悟が正解であったと、エンビードの今シーズンの活躍を裏付け、チームは昨シーズン以上の勝利を重ねています。

先日は、西地区とのトップ対決にも勝利しています。
このまま、最後まで突っ走れるか、、、見ものです。

2位 ブルックリン・ネッツ

得点王・ハーデンが途中、ロケッツから移籍し、KDとアービングとでビッグ・スリーを結成したネッツ。
当初は、機能するのか危ぶまれていましたが、なんと、ハーデンが役割を完全に変えてまで、プレイメーカーに徹しています。

これまでの得点王とは全く別のプレーヤーになったかのうように、自分はガードとして他の選手のアシストをしてゲームメークに徹しています。

ネッツでの役割は、KDがディフェンス主体にしながらも好きなタイミングでの得点、そしてアービングがオフェンス集中。そしてハーデンは、ゲームの支配者。
パスもドライブも、スリーポイントもディフェンスも自由自在です。

ロケッツの時は、得点する力がチームにないから得点力を重視していたようです。
でも今は、得点力のあるチームメイトがいるので、自分は他の役割をしているようです。

万能である天才プレーヤー・ハーデンはどんな役割も超一流のレベルでできる。
今のネッツは、ビッグ・スリーが抜群に機能しています。

しかも、ハーデンの加入とゲームメークにより、他のプレーヤーの力も引き出しています。
ビッグ・スリーが揃っていなくても、結構、強いんです、ネッツは。。。

2位ですが、キング・レブロンのレイカーズにある意味一番近いのかもしれません。

6位 シャーロット・ホーネッツ

そして、今シーズン東地区で注目なチーム2つのうちのひとつがホーネッツです。

今シーズン、話題の「ラメロ・ボール」をドラフト第3位で獲得しました。

ラメロ・ボールは、NFLで活躍したラバー・ボールを父にもつ選手です。
3兄弟いて、ペリカンズで活躍するロンゾ・ボールは実の兄。
3兄弟の中で、一番素質があると言われていのが、末っ子のラメロです。

ラメロは最初こそベンチスタートでしたが、スターターになってからは頭角をめきめき表し、なんとこれまでマジックのフルツが保持していたNBA最年少トリプルダブルの記録(19歳317日)を1月10日のホークス戦で塗り替え(19歳141日)ました。

もともと、18歳でオーストラリアのプロリーグでデビューしていてすごい成績を残していました。
今シーズンの新人王の最有力候補と言われています。

このラメロに加えて、セルティクスからヘイワードを獲得しています。
このヘイワードがホーネッツ行きを決めた背景には、神様ジョーダンのラブコールがあったとされています。

ホーネッツはジョーダンがオーナーを務める球団なので、すごい話ですよね。
そりゃ、誰でも神様から「君に来て欲しいんだ!」と直接言われたら、断れるわけはありません。

そんなで、今シーズンは成績はタイではありますが、昨シーズンに比べると快進撃を続けています。

今シーズンだけではなく、ラメロがもっと成長すれば、この先も楽しみなチームです。

 

7位 ニューヨーク・ニックス

今シーズン東地区で注目なチーム2つのうちの、もうひとつがニックスです。

誰がニックスのここまでの快進撃を予想したことでしょうか。

名将トム・シボドーがヘッドコーチとなり、ハードワークとディフェンス注力を重視。
するとどうでしょうか。

ジュリアス・ランドルが目覚しい活躍をしています。
しかも、RJバレットも急成長し、得点力が飛躍的に伸びました。
さらには、ルーキーのオビ・トッピンもいますが、イマニュエル・クイックリーが大活躍。

ガードとしてすばらしい働きをしています。
チームの総合力が上がったうえ、ディフェンスも簡単には諦めず、しつこく粘り強いゲームをするようになってきました。

どのチーム相手でも、楽に勝てる相手ではなくなってきました。

そこに加えて、シーズン途中からシボドーの愛弟子といってもいいくらいのプレーヤー・Dローズをピストンズから獲得。
若いプレーヤーが多いガード陣を復活を果たしている「Dローズ」を加え、安定感を増すことと若いガード陣を含めたチームへの指導を担わせ、勝ち方や安定性による復活を目指しております。

何十年ぶりかの復活にニックスファンは今シーズンめちゃくちゃ湧いていますよね。

ウエスタン・カンファレンス

強豪ぞろいの西地区を見ていきます。
いつも通り、1ゲームごとに順位が激しく入れ替わるほど拮抗していて、どのチームにもチャンスがあると同時に最後まで気の抜けない状況が今シーズンも続いています。

ウエスタン・カンファレンスの順位表

1位 ユタ・ジャズ

ジャズの快進撃が続いています。
前半戦では12連勝もマークしました。

今シーズン、ジャズはゴベアとミッチェルの両方とマックス契約を結んでいます。
今のNBA最強のリム・プロテクターであるゴベアと、成長著しいエース・ミッチェル。
ここに、今シーズンはキャブスから加入のシックスマンのクラークソンの躍進もすごいです。

ベンチスタートという役割を受け入れ、ゲームに途中から出場したら自由にボールをもって好きにシュートを打てている。
この役割が今のクラークソンには相当合っているようで、気に入っているみたいですね。
ベンチスタートから、平均17点以上を稼ぎ出すその爆発力は、相手チームにとって脅威でしかないです。
エースがベンチに下がっても、得点力が極端に落ちることもなく守りやすくはならない。
さらには、ジョー・イングルスなどベテランのゲーム巧者もいてバランスが非常によいチームに仕上がっています。
守護神ゴベアがいるからこそ、高いディフェンス力を誇り、オフェンスもゴール下からアウトサイドまで機能的に組み立て易く、機動力のあるチームとなっています。

後半戦になって、相手も黙っていなく、攻略し始め少し負けるゲームも出てきましたが、プレーオフは確実でしょう。
ファイナルでレイカーズを敗るチームはもう一段レベルアップが必要でしょうが、打倒王者レイカーズの筆頭候補といっていいでしょう。

2位 LA・レイカーズ

王者・レイカーズなので、何も語ることはないですが、ADが戦列を離れており、少々厳しい状況が続いています。

それでも、高い勝率を誇っているのは、さすがはキング・レブロンと言いたいですが、負担がかかりすぎていないか不安です。

まだまだ、この先数シーズンはキング・レブロンにはリーグを背負ってもらわなければならないので、大きなケガだけはしないで欲しいものです。
本日のホークス戦で捻挫をしていますので、早く直して、でも無理はせずプレーオフには復帰して欲しいものです。
シュルーダーやクーズマ、カルーソにハレル、ガソルがいるので、大崩れはないと思いますが、順位を落としすぎては、ファイナルまでの決戦に消耗が激しくなりそうです。

2連覇、3連覇の道は決して楽ではないですね。

3位 フェニックス・サンズ

サンズがものすごいことになっています。

昨シーズンのシーディング・ゲームでの8連勝での充実した戦力に加えて、CP3が加入した今シーズンは、注目でした。
が、ここへ来てやっと噛み合ってきたようですね。

ミケール・ブリッジズやクラウダーなど攻守に活躍できるプレーヤーも周りを固めており、大崩れはなく、なかなか手強いチームとなっています。

それにしても昨シーズンのサンダーでの統率力といい、サンズに来て、半年も立たないうちにチームを把握し、コントロールしていくその順応力は、いくらベテランのガードとは言え、並大抵のスキルではないですよね。

恐ろしいほどの能力です。
サンズは、本気でファイナルを狙っているはずで、この先目が離せません。

8位 マブス と 9位 ウォリアーズ

プレイオフ圏内ではあるものの、出場権をかけた勝ち抜き戦での消耗が気になるのがこのあたりの順位です。

特に、2018年の新人王に輝いているドンチッチ率いるマブスは、苦しんでいます。
開幕当初は自身の休養不足・調整不足によりスロースタートになっていたのと、チームディフェンスが機能していなかったり、ポルジンギスがケガ気味であったりと不安定な状態が続き、チームのケミストリーもイマイチとなっているようです。
やっと、ここへ来て ポルジンギスが本格してきたりとよい材料も出てきているので、このあとに期待ですね。
ただ、レベルの高い西地区で、順位を上げていくのは簡単ではないでしょう。
試練が続きます。

そして、昨年に比べダントツに改善を図っているのが、かつての王者ウォリアーズ。
相棒トンプソンが欠場中の中カリーが精力的にフル回転しており、こちらも負担増が心配ではあります。
グリーンもフル稼働してほしいところですが、若手の成長が目覚しいですね。

ウィギンズやウーブレが機能してきたのは言うまでもないですが、ルーニーやパスカル、リーなどスター以外の選手層が一気にレベルアップしています。

まだ、安定性は望めないまでも、強い勝ち方も増え、何よりも最下位に終わった昨シーズンに比べて大躍進となっています。

さすがは、カーヘッドコーチと言いたいところですが、カリーが少々戦列を離れることになったので、プレイオフまでどう舵を取っていくかがこの1ヶ月くらいは問われることとなるでしょう。

これで、ボロ負けが続くことになってしまったら、プレイオフを逃すこと以上に、カリーとトンプソンがいなきゃ何もできないチームとなってしまいますので、地道に頑張って欲しいものです。

 

まとめ

わたしが、チャンピオンと予想しているマブスが、何やらダメっぽいですね。
まだ、今年は早いということかな。

西地区ならファイナル進出は、レイカーズ以外であれば、ジャズやクリッパーズ、そしてサンズなどが有力なのかな?
ブレイザーズやスパーズなんかも安定性があるので、プレイオフの連戦を勝ち抜く地力は高いものと思います。

東では、バックスやネッツに加えシクサーズなんかが本命ですが、爆発力のあるホークスやホーネッツも面白い存在です。

いつになく混戦を呈しているため、どうなるかはまだまだわかりませんね。

今シーズンも激アツで一瞬たりとも目を離せないため、TVにかじりついて毎ゲーム応援しましょう!

みなさんがNBAを好きになるための一助となれば嬉しいです。
それでは、よいNBAライフを!

では、
See Yah!!!

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