みなさん、どおもこんにちは!
ずっきーです。
昨シーズンの激闘プレイオフのあとの短い休みが終わり、2020年12月22日から、新シーズンNBA2020-21が始まりました。
変則的なシーズンになったとは言え、かなりの盛り上がりを見せたNBAですが、何やら日本の放映権を独占している楽天の動きがおかしいんです。
どんどん、ゲーム以外の番組が終わっていく・・・
こりゃ、何だ?ということで、ちょっと見ていきましょう!
※今回の記事の内容は、個人の見解・想像が含まれており、事実とは異なる部分があることをご了承ください。
僕の言ったことは、事実ではないですよ。
あくまで、少しの現状からの想像による憶測ですので、よろしく!というお断りです。
それでは、いってみよー!
「NBA Rakuten」のサービスのよさとは?
2018年シーズンから日本でのNBAの放映に参入しました。
2018年までは、日本でNBAを見るにはどうだったかと言うと・・・
①WOWWOW(有料)
②NHK-BS(無料)※受信料のみ払えば
③NBAリーグパス(有料)(公式NBAチャンネル)
他の細かな方法も少しはあったようですが、大きくは上に記載の3つの方法でした。
ここにプラスしての形ですが、2018年から「Rakuten TV」と言うサービス(NBAチャンネルは有料)がスタートしたわけです。
そして、2019年、、、
上の3つの視聴サービスがどうなったかと言うと・・・
①NBAリーグパス(有料)by NBA Rakuten
のみとなりました。
要するに、楽天による放映権の独占です。
NHKはもちろん、他のサービスなどでも放送はなくなりました。
独占を機に、「楽天TV」の中の「NBAチャンネル」は、「NBA Rakuten」に移行されました。
「NBA Rakuten」での視聴プランは、以下の3つです。
①League PASS(19,800円/年)※月額プランもあり
全ての試合、コンテンツを視聴可能
②Team PASS(15,800円/年)※月額プランもあり
好きな1チームを選択し、その全試合を視聴可能
③Basic(7700円/年)※月額プランもあり
1~2ゲーム/日(週9ゲーム)の運営側に決められた試合が視聴可能
2019年は、これに加え、日本語での日本人による以下の多数の独自コンテンツ番組がありました。
①Daily9情報局
②俺たちのNBA
③てらこや
④Daily9ネクスト
⑤とりあえずNBAファンになってみる
など。
とても楽しかったんですよね。
特に、絶対に大事なのは、「Daily9情報局」ですね。
その日のゲームの情報と見所を、日本人プレゼンターと解説者がわかりやすい解説を交えながら、放送してくれます。
平日、ゲームを見れない自分は、そこだけを見て、NBA情報においていかれないようにしていました。
英語での、ゲームごとのハイライト番組はもちろんありますが、その日に行われたゲーム全てを、一度に短時間で把握するには、毎晩9時に配信される30分ほど放送のこの番組が、最適解でしたよね。
「NBA Rakuten」の改悪ポイントとは?
改悪ポイント① 独自番組終了
さぁ、NBA2019-20シーズンまでの「NBA Rakuten」のサービスはある程度わかったところで、新シーズンNBA2020-21では、何が変わったのか?
①Daily9情報局
②俺たちのNBA
③てらこや
④Daily9ネクスト
⑤とりあえずNBAファンになってみる
これ全部、打ち切りとなりました。
日本語の独自コンテンツは一切なし・・・
・・・チーーーーン。
はい、おわた。。。
ある日、なんか12月終わりくらいから、なぜか、なんか、楽しみに見ていたコンテンツがどんどん、終わっていきました。
???
よくわからずにいると、お知らせが楽天から出ていたようですね
あんまり「お知らせ」見ないから、しばらくわからんかった。
究極、自分はゲームが見れたらいいので・・・
不便ではないですが。
でも、昨年の盛り上がりに乗じて、NBAを見始めた初心者や、初心者ではなくても英語があまりわからない方にとって、何だか味気ないような。
しかも、料金変わらずに、単純にコンテンツが減るって・・・
もちろん約束ではないですよ。
サービス約款などに、独自番組の制作・配信は書いていないでしょうし・・・(見てないけど)
あくまで、NBAゲームの配信がサービスですから。
それで、料金を徴収しているわけだから。
でもでも、いろんなコンテンツがあって、宣伝してそれに惹かれて契約した方にとっては、
「改悪」
以外の何者でもないでしょうね。
自分も、面白みが半減したのは、確実です。
基本、ゲームだけ見れたらいいやと思っている僕ですら、半減ですから。
やっぱり、深くNBAを理解できて、しかもいろんな人の盛り上がりを共感できて、「こういう目線で見たらいいのか」「ここを見ればよりゲームが楽しめるんだ」とか、ほかの人の見方・楽しみ方も学べるのは、よりNBAに没頭するためには、絶対に必要不可欠な要素です。
ましてや、見始めて間もないNBA初心者が、せっかく興味が湧いてきて、好きなチームなどできて、なんとなく興味が深まっていく中で、いきなり荒海(もしくは砂漠)に放り出されても、独自に楽しみ方・見方を深めていくことは、不可能でしょう!
つまり、
サービス改悪→つまらん→「解約」
となります。
「SNSなどのコミュニティがあるだろう?」
そこで、仲間と交流して、いろいろ見方を教えてもらったり、雑談、チャットして盛り上がればよい?なんて、、、
少なくともわたしは、そんな勇気ありません。
無知をさらけ出して、教えてもらうとか、上級者の会話に混ざっていくとか、絶対に「無理」
まぁ、解約が相次いでいることでしょう。
改悪ポイント② ベーシックプラン縮小
さらに、ベーシックプラン(月額990円、年額7,700円)が、週9ゲームではなくなって、
週7ゲーム(1ゲーム/日)
となりました。
これは、確かに完全なる「改悪」
見れる本数が少なくなって、価格は同料金。
んーーー、納得できないでしょうね。
ベーシックプランの契約者数はどのくらいいるのでしょうか。
ここからの解約がイチバン多そうな気がします。
改悪ポイント③ 日本語解説縮小
ゲームでこれまで、日本語の実況と解説がありました。
ベーシックプランの配信ゲームはもちろん、日に何本かありましたね。
ところが、これが今はほとんどないです。
週に2、3ゲーム?
あまり気にしてないから数えてませんが、チェックしているゲームでこのシーズン始まってから、「1ゲームだけあったかな?」というレベル。
日本語で解説されないと、何が起こったかわからないのではないでしょうか。
イヤミでいうわけではないですが、僕は英語がわかるので全然問題ないし、臨場感を現地のまま味わいたいので、あえて英語で見ているので何とも思わないのですが・・・
絶対に、ビギナーや英語がわからないファンにとっては、絶対に日本語が必要です。
これは、最悪な改悪ですね。
サービスの質の低下です。
モバイルキャリアサービスに参入している「楽天」がわからないでこれらのサービス変更をしている訳はありえないので、相当、利益が逼迫しているのでしょうね。
まぁ、台所事情がかなり悪化しているのであれば、経営する上で事業の「取捨選択」は必要でしょうが。
儲かっていなかったということでしょうね、NBA事業は。
あまりに、1年でいろいろやりすぎましたね。
事業計画を完全に見誤ったのでしょうけど・・・先行投資しすぎて、見込みの赤字にも届かなくて。
ただ、3年は頑張ってほしいものです。
「NBA Rakuten」の今後
「NBA Rakuten」の今後を勝手に予測してみます。
3年は続けて欲しいけど・・・
「NBA Rakuten」が2019年に正式に始まってから、まだ2年目なのに、すでにフェードアウトのフェイズに入っている。
理由はいくつか考えられます。
①あれの流行
②NBA事業計画の誤算
③モバイル事業での誤算
なんかでしょうか・・・
あれの流行
世界中での蔓延によって、人類の生活が一変した2020年。
いつ終息するやら、もしくは今後、終息することはなく、治療薬が開発されるなり新種の耐性をもった人類が現れたり、何かしら出口はあるのかもしれませんが・・・
一番、影響があったのは外食業界や航空業界、レジャー業界ですよね。
ただ、ネット系の企業は結構、好影響のところもありますが、楽天はどうだったのでしょうか。
ネットでの買い物が増えたので、ある程度好影響だと思ったのですが・・・
決算書を見ていないのでわかりません。
(今度、きちんと見てみます)
マイナスの影響があったとすれば、キャッシュフローが先に痛むので、先行投資している事業は、回収を待たずにただちに縮小・撤退の決断となるでしょうね。
NBA事業計画の誤算
2019年~2020年、おそらく莫大な先行投資をしているはずです。
ゴールデンステイト・ウォリアーズのスポンサー料はもちろんのこと、番組制作費用なんか相当なものでしょう。
ただ、思ったよりも収益にならなかった?
入会者が想定より劇的に少ないんでしょうね。
そうでなければ、不自然な番組の打ち切り方すぎです。
契約上、「日本の独占放映権を取得する代わりに、サービスは、5年(3年?)は継続させること」みたいな縛りがあると考えられます。
なので、全面撤退はしていない。
そのような契約がなく撤退していないなら、単に三木谷さんがバスケットボールが好きで、最低限、日本の文化のために残しているのか?
ただ、今の状況、つまり、ゲームを流すだけなら、NBAリーグパスでいいのでは?と思ってしまいます。
楽天がやることで、付加価値がなければ、加入者が増えるとは思えない。
いろいろ、宣伝や周知を広げることで見てみようかなとなるのに・・・
せっかく浸透し始めたのに、もったいないですね。
解を急ぎすぎたのか?
まぁ、情勢がありますから。
世界が、事業を計画した時のままであれば、少々の回収計画の遅れは許容出来たのかもしれません。
ただ、通常であっても、そんなに早く浸透が進むとは思えません。
長年、NBAを見てきて、日本の状況も考えると、独自に意識改革や新しい文化を根付かせるには、少なくとも5年はかかるでしょうね。
クルマですら、日本の若者には売れなくなっているし。
そこに来て、この世界の生活状況の変化・・・
最悪、このまま、じきに辞めていくのかもしれません・・・
悲しい・・・
モバイル事業での誤算
もう一つ、楽天モバイルがなかなかに苦しいのかもしれません。
(単なる勝手な予想ですよ・・・)
第4のキャリアとして参入した、モバイル事業。
圧倒的なインパクトとコストパフォーマンスで、契約者数を一気に伸ばす戦略。
ところが、先行300万契約とした1年間無料プラン。
噂によると、これが、まだ200万回線にも届いていないとか・・・
これは、使用できるエリアがあまりにも首都圏に偏っているためですが、首都圏の人は100%契約しているだろうから、なかなか乗り換えに腰を上げる人が少なかった?
楽天の電波がカバーできないところはau網に頼ったわけですが、この提携も終わりになる?
楽天は大急ぎでアンテナを整備しようとしていますが、これがなかなかに大きな先行投資となっていることでしょう。
そこに来て、そんなに契約者数が伸びていなければ、ここをやめるわけにはいかないので、ほかの出血を止めるしかないですよね。
しかもですよ!
年末にキャリアが大安売りプラン(アハモなど)を提供すると決定したせいで、ソフトバンクも続くし、auも年明けには新プランを発表すると、安いところでの横並びが予想されます。
これでは、楽天モバイルのさらなる契約者数の増加は見込めそうにないとなり、提供プランの見直し(日本通信のようなさらなるコスパプラン)を余儀なくされ、事業計画の変更という事態になっている。
これは大変だと思いますよ。
そこで、12月から新シーズン開幕に合わせて、金食い虫のNBA事業はフェードアウト?となっているのか・・・と邪推です。
この衝撃は大きいですよね。
モバイル業界の大変革ですね。
消費者にとってスマホは生活に必要不可欠なインフラだけに、ありがたいことですが、NBAが身近でなくなるのは、応援している側としては、非常に残念です。
まとめ
楽天側にとっては、
「だっていろいろ金かかるんだもーん!」
「状況、変わっちゃったし、本体、潰れたら元も子もないでしょ?」
「一応、約束のNBAゲームの配信は続けるさ!」
と、なってるかも。しらんけど・・・
せめて、日本語解説はして欲しいですね。
それでなければ、加入が増える要素が皆無になってしまうので。
ただ、面白いコンテンツ、とっつきやすいコンテンツがなくなったとは言え、一応、これまでの番組コンテンツは見れるようなので、一定の勉強なども含めて、新規で加入した人は楽しめるかも。
ただし、臨場感は劇的に少ないですねーー。
一気にやらずに、浸透には時間がかかるんだから、もう少し投資を減らして欲しかった・・・
とまぁ、後の木阿弥ですけど。
頼むから、楽天さん、配信だけは続けてくださいな。
まぁ、楽天のサービスがなくなれば、僕は直接リーグパスの購入となるかな。
素人やこれから始めるヒトのために、コンテンツを増やさないのであれば、もう少し安くしてください。
若い人は、サブスクがいっぱいあって、そこの一つに選択肢としてあがるくらいには・・・
月700円(年払い5,000円)とかでしょうか。
アマゾンプライムと同じくらいだと、だいぶ競争力あるのでは?
どうせ、辞めるつもりならどうですか?
コアなファンだけのためなら、NBAファンのコア数は限りなく少ないので、増やすのをやめたら、そこで、「ゲームオーバー」ですよ。
※いろいろ、勝手なことを書いてきましたが、あくまで、個人の憶測・意見です。
事実とは一切関係なく、事実とは異なることがあることはご了承ください。
ほんと、
「お願い、続けて~」が本音です。
せっかく、八村塁選手や、渡邉雄太選手、そして次世代、大いに期待される富永君もいることだし、これからも大いに盛り上がること間違いなし!
ぜひとも、日本人に本場NBAのすごさ、レベルの高さ、美しさ、面白さを届け続けてほしいと強く強く願います。
確かに、昨シーズンから加入した方にはサービスが物足りなくなってしまいましたが、ここからまた、復活を願って、一緒に応援しましょうよ!
それでは、引き続きみんなでNBAを楽しんいきましょう!
では、また!
See Ya!!
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