みなさん、どおもこんにちは!
ずっきーです。
一条工務店の「i-smart」と言ったら、壁全面タイルとか、太陽光発電とか、全巻床暖房、おっきな吹抜けなんかが、みなさんが、まっさきにイメージされるではないでしょうか。
そう言ったスターな人気アイテムに比べ、意外に、そんなに話題にならないのが、「スリットスライダー」では、ないでしょうか。
地味なんですかね。
いぶし銀的な渋い大御所的な存在かな。気づいてみたら、家の中心となることろにさりげなく
どーーんっ!!!
みたいな。
実は、目立たないかもしれないけど、存在感や安心感などは、結構、上位なんですよ。
とか言っときながら、これがなかなかの曲者。
なんで、じっくりと「スリットスライダー」を検証・紹介していきたいと思います。
「スリットスライダー」とは。
一条工務店のホームページに掲載している画像ではこんな感じ。
えっ?どこにあるのかって?
この真ん中に和室とリビングの間に床から天井までそびえ立っているのが、
「スリットスライダー」です。
言われてみればですよね。
扉なんですが、あいているとわからないか・・・
確かに、壁一面になっているから、言われなきゃ見逃すかもですよね。
普通におしゃれなスリット入りの壁かと思いますもん。
そう思うとデザイン素晴らしくないですか?
和室に合う、和モダンな感じ。
スリットスライダーはどこに設置するか
我が家でも一条工務店のホームページある写真のように、
リビングとダイニングの間に扉を入れたかった。
けど、リビングダイニングでそんな広い空間を取れるわけもないし。
次の候補は、和室とリビングの間。
ここなら、和室を作った場合、確実にリビングとの間に扉が入ります。
ところが、「スリットスライダー」には、設置する要件があります。
「スリットスライダー」の設置に必要な環境
・規定の天井高
・2マス分の空間
・2マス分の壁
これだけなんですが、これが難しい。
高さについては、天井の高さは、2m40cmだったかな。
天井高いっぱいいっぱいから床面すれすれまで吊り下げるから、普通の部屋の高さがあればOK。
これはいいんだけど、問題は幅なんですよ。
結構、これが大変で、みなさん諦めるんです。
「スリットスライダー」への憧れ
「スリットスライダー」は、両開きにしたい!
誰もが、そう思うはず。
ところが、意外に両開きを諦める人が多い。
我が家もそうでした。
上にも書いたけど、両開きには、空間2マス分と壁2マス分が必要。
つまり、4マス分必要。
なかなか、このスペースがない。
3マスならあるんだけど。
多くの人が、そう思ってるはず。
我が家の、「スリットスライダー」はどこへ。
4マス分のスペースは我が家にはありませんでした。
4マスといっても、「スリットスライダー」は両開きなので、真ん中が空間2マス分で、その両脇がそれぞれ1マス分の壁。
これがなかなかないんです。
「i-smart」最大のパノラマウィンドウと一緒です。
窓は、もっと条件(一条ルール)が厳しいけど、4マス分のスペースが必要なところは一緒ですよね。
家の中で、これだけのスペースを見つける、または作るのって意外に難しい。
和室とリビングの間は?
我が家は、和室を作りました。
この和室は、こだわって6畳。
6畳の和室とリビングをつなぐのは、3マスの空間。
一つの端を壁にするのは、すぐできる。
問題は反対側。
廊下からリビングへの入口のドアがあるんです。
これはさすがに塞げない。
これを壁にしてしまえれば、どんなに楽か。
もう一つ、ドアの位置をずらす手もありますが、階段があり1マスもドアをずらすことはできない。
悩んだ挙句、結局、その位置は諦めました。
和室とリビングは3マス分あけて、大きく繋がったほうがいいですし。
せまいリビングが少しでも広く感じられるように。
しかも、「スリットスライダー」には、その名のとおり、スリットが入っているんです。
透明のガラスのスリットが。
だから、和室との間に使うと、リビングの明かりが和室に入ってくる、
和室で、子供を寝せている我が家では、スリットがない方がよいですし。
では、他にどこかにスリットスライダーを付けれる場所は?
ないんですよ。
4マス分のスペースなんて我が家に。
結局、2枚のスリットスライダーは諦めました。
結局、設置した場所は?
1枚にすることにしました。
2枚つなげて両開きはあきらめて。
普通と同じドア(とびら)のスペースである1枚だと制約が極端に減る。
ただし、壁がもう1マス分要るけど。
そこで、1枚は玄関からキッチンダイニングに入るところへ決めました。
ここなら、玄関入って、まあまあ目立つ場所なので、見栄えもいい。
そして、もう一枚は・・・
と、ここで、何と「一条ルール」のお出ましです。
2枚までは、「スリットスライダー」は無料なんです。
標準で付いてくる。
かっこいい住設が、ただなら、ありがたくどこかにつけたいですよね。
で、あれこれ考え、2枚使いができないので、1枚づつに分けようと思いました。
1枚は玄関へ。
一条ルールでは、2枚一箇所に設置するなら無料ですが、それは1枚にしても一緒。
ただし、もう一箇所、別の場所で1枚を使いたかったら、それは有料(オプション)扱いになるとのことです。
「はぁ~?!」
言ってる意味がよく分かりません。
結局は、2枚使えるんだけれども、1箇所に限ってのこと。
2箇所目からは合計で何枚だろうと、有料です。
まとめ
一条ルールは、よく理解できないところも、ままあります。
今回のように、なぜ?みたいなものも。
スリットスライダーを、取り付ける工賃が手間?
吊り下げ部分の材料費?
よくわかりませんが・・・
ただ、間取りや住設も含め、家づくりには悩みがつきもの。
あれこれ考えながら、作っていくのが楽しいんですよね。
できた家での生活を思い描きながら、あーだ、こーだと家族と寝不足になるくらい相談して、設計さんにいろいろ要求しながら。
これから、建てようと思っている人のお役にたてれば嬉しいです。
よい家を作ってくださいね。
めいっぱい悩んでください。
明るい未来の生活があるから。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
それでは、また!
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