みなさん、とうも!
ずっきーです。
みなさん、最近テレビ見てますか?
そのテレビは、液晶ですか?
プラズマですか?
それとも、ブラウン管ですか?
最近、有機ELテレビが話題ですよね。
僕としては、「やっときたかー」という感じ。
話題になって売れてくれないと、価格が下がらないので、この時を待っていました。
スポーツイベントや映画などを、きれいな大画面で家族や友人とみんなで見たいですよね。
冬季オリンピックも始まりました。
今回は、今年のFIFAワールドカップや2020年の東京オリンピックを控え、テレビの新調や買い替えを考えている方も多いと思います。
今回は、おすすめのテレビについて書いていきたいと思います。
また、よければ各メーカーの有機ELテレビのおすすめ最新版をまとめてます。
あわせてどおぞ!!!
テレビの種類と特徴
いまさら感があるかも知れませんが、みなさんはテレビの新潮流知っていますか?
テレビは今や、LED液晶テレビだけではないんです。
僕は、これを待ちに待っていました。
長かった…
およそ、5年前から。
普及しだして2年。
そうです。
「有機ELテレビ」です。
ここで、ご存知の方も多いと思いますが、一旦整理してみます。
いま、選べるテレビです。
大きく分けて、実質、今選べるテレビは大きく、2つ。
「液晶テレビ」と「有機ELテレビ」です。
これ、「どっちも大して変わらないんじゃないの?」と、思う方もいるでしょう。
が、ぜんっぜん別物なんです!
以下、テレビの特徴を比較表にまとめてみました。
以前にあったプラズマテレビも含め、ちょっと詳しく見てみましょう。
液晶 | 有機EL | プラズマ | |
---|---|---|---|
発光形式 | バックライト | 自発光 | 自発光 |
画質 | ○ | ◎ | ○ |
応答速度 | ○ | ◎ | ◎ |
消費電力 | ○ | ◎ | X |
寿命 | ○ | △ | ○ |
重量 | ○ | ◎ | X |
薄さ | ○ | ◎ | X |
単価 | ◎ | ○ | △ |
有機ELテレビを選ぶべき7つの理由
上の表が、僕が有機ELテレビをおすすめする理由の全てを示していますが、もう少し解説していきます。
① 発光形式の違い
みなさん、昔を振り返っていただくと、もともとは「ブラウン管テレビ」でしたよね。
このブラウン管を画質で超えるものは、いまだに開発されていないと言われています。
ブラウン管テレビ
ブラウン管は、ガラスの真空管の中で画面となる裏部分に塗られた蛍光塗料に電子ビームをあてて発光させる形式。
自発光に近い自然でとても見やすい映像を作り出していました。
LED液晶テレビ
最近のテレビの標準となっている液晶テレビは、基本的には、計算機の画面に代表される液晶画面と同様の仕組みを使用しています。
つまり、三原色の細かな色のついたフィルターに後ろ側から光源をあて、シャッターのようなものを開け閉めすることで、影と光をコントロールして映像を作り出しています。
プラズマテレビ
当初、ブラウン管に一番、近い自然な映像はプラズマテレビであると言われていました。
プラズマの発行方式はと言えば、
ガラスの板2枚で挟まれた間で電圧をかけ放電して映像を作り出しています。
小さな三原色の蛍光灯が画面いっぱいに並んでいるイメージでしょうか。
自発光なので反応がとても早く、立体感のあるはっきりとしたコントラスト比が高くかつ自然でなめらかな映像が楽しめます。
有機ELテレビ
プラズマテレビを超える立体的かつ自然で鮮やかな映像を作り出せるのが、有機ELテレビです。
光を発行する有機層に電圧をかけることで映像を作り出します。
自発光で、黒は真っ黒で明るいところは発光する仕組み。
このため、立体感のある鮮やかなコントラスト比の高い映像が現れ、ブラウン管を超える自然な映像を作り出せるとも言われています。
これが、一つ目の有機ELを進める理由です。
② 画質
どうしても、ブラウン管テレビを基準にしてしまうのですが、これを超える画質を得ることのできる可能性があるのは有機ELテレビ一択です。
画素ということでは、最近では4Kテレビ、8Kテレビが出ていますのでこれを選ぶといいのかとは思います。
その他、画質を構成する要素としての、映像を映し出す反応速度や、鮮やかさのコントラスト比、またそれらによって産み出される現実世界のような自然な立体感などで液晶テレビより、どれをとっても、有機ELテレビが優っていると思う。
とにかく、画質においては、黒をきちんと黒として表現(漆黒の黒)できる有機ELが圧倒的に有利。
③ 消費電力
これも、液晶テレビが発売された当初は、ガラス層の中で電極に多くの電圧をかける必要のあるプラズマテレビより3~4割は省エネと言われていました。
その後、プラズマテレビも技術が進んだとは言え、それでも液晶は2割程度は省エネでした。
ところが、有機ELテレビは同じ画面サイズであれば、その液晶よりもさらに1~2割ほど省エネなんです。
これは発光する有機層が、わずかな電圧で発光が可能なためです。
④ 重量
バックライトの光源を必要とする液晶テレビは、どうしても、機器自体の厚みが出るのと光源分の機器の重みがかさんでしまいます。
一方、有機ELテレビは発光の仕組み自体がシンプルで、発光部分の厚さは3ミリ程度で可能となります。
そのため、やはり重量でも有機ELテレビは劇的な軽さが実現できます。
壁掛けにした時も、壁への負担が少なく済むのが嬉しいですね。
これが何を意味するかと言うと、狭い部屋でも、壁掛けにすることで10~20cmも余分に視聴距離が確保できるのです。
より大画面を楽しめるとい言うことは嬉しい限りです。
⑤ 単価・価格
より早く普及していた液晶テレビは、単価の面では非常に有利です。
1インチ3,000円以下のものまであります。
50インチ画面で、15万円となります。
これに対し、有機ELテレビでは安いものでも25万円ほど。
液晶テレビで言えば、4Kのプレミアモデルと同価格帯となっています。
この価格での液晶テレビのアドバンテージは大きいです。
どのご家庭でも2Kテレビで40インチテレビであれば5万円前後で買えます。
4Kテレビでも10万円を切るものも出ています。
⑥ 寿命(耐用年数)について
有機ELテレビの材料である有機物はそれ自体が発光するため、液晶に比べ寿命は短いとされています。
少し前までは、30,000時間くらいとされていましたが、最近の技術改良で60,000時間ほどまで伸びているため、ほとんど実使用上は問題ないとされています。
それよりも、画面の焼付けの方が問題とも言われていますが、これもテレビ側の制御で、画面を一定時間おきにリフレッシュするなどで対処しているよう。
ほんと、技術の進歩は素晴らしいですね。
⑦ 映画を見る機会が多い
僕は、無類の映画好きです。
映画だけでなく、海外ドラマなんかもよく見ます。
その時には、少しのダウンライトだけのあかりにして、部屋を少し暗くして見ます。
その暗い環境でより映像が映えるのが、有機ELテレビなんです。
有機ELテレビは、自発光なので、その最大輝度に限界があります。
なので、明るいリビングで有機ELテレビで地デジ映像を見ると、映像が薄い(暗い)と感じる人も多いと思います。
(僕には、それくらいでちょうどいいですが・‥)
有機ELテレビは、自発光なので、黒の表現は点灯させないことで真っ黒の映像を作れます。
なので、黒の階調表現に優れていて、コントラスト比も高いため、映画には向いています。
反対に、液晶テレビは黒の表現に限界があり真っ黒というわけにはいきません。
その代わり、最大輝度は高いので、リビングを明るくして地デジ放送を楽しむことに向いてます。
それぞれ特徴があるのですが、部屋を暗くして映画を楽しむのに重きをおく映画好きの方には有機ELテレビをおすすめします。
これが、7つ目のおすすめ理由です。
おまけ。最近の高精細な画質は目に優しいと思う。
実はこれ、僕にとっては重要な要素。
目に悪いのは、粗い画素。
昔、子供の頃、親によく言われたのが、「テレビは離れて見なさい!」
これは画素を考えると、合点がいく。
ブラウン管の時、画素は1Kレベル?
これは近くで見ると、文字や人の顔の輪郭など、かくかくしていてガタガタが見える。
そのガタガタが、離れて見ると気にならなくなるので、そのレベルまで離れて見ろと言うこと。
ガタガタのものを近くで見続けると、目がすごく疲れます。
これを長時間、見続けていると、どんっどん目が悪くなるのもわかる気がします。
適切な視聴距離は、画面の縦の長さの3倍とも言われます。
ところが、まさに大画面化が進んでいる昨今、3倍の距離なんて部屋がどんだけ広ければ確保できるのか?
テレビの大画面化は進んでいますが、僕らが住む家の部屋の広さなんて、昔からあまり変わらないですよね。
ひとり暮らしでもそうです。
ただ、画素が細かく精細になったおかげで、理論上は、4Kの適切な視聴距離は画面の縦の長さの1.5倍と言われている。
これは、メーカーや電器店が、より大画面を売って売上や利益を確保するために、創り出している根拠の薄いルールとも言えなくもない。
実際、50インチテレビを1.5倍の距離で見ると、視野いっぱいに映像が広がる。
こんなの10分も続けていたら、映像酔いしてしまう。
僕の個人的な感覚だけど、画面の高さの2倍は必要という感覚だ。
ちなみに我が家は、10年前のプラズマテレビを使っている。
ハイビジョンの37インチなので、最低でも2mの視聴距離は必要だ。
理想は、2.4mくらいかな。
やはり2Kでは3倍以上は必要な気がするけど、4Kは確かにそこまで離れなくても目の疲れは少ないと思う。
今、使っているプラズマは自然な発色でとても気に入っている。
ぎらつかないコントラストや色使いも、目の疲れには重要な要素だと思う。
後にも書きますが、シャープの8K液晶TVなんかは、まさに本物と思うくらいの、自然な映像。
買えるものなら、実は一番8Kテレビが今すぐにでも欲しい。
なので、ここまで来てしまえば、これはもう「液晶テレビ」か「有機ELテレビ」かと言う議論ではなく、4Kとか8Kとかの高精細なテレビを選んで、
きちんと離れて見ること。
長時間の視聴は注意して、休憩しながら適切に見ましょうね。って話かな。
有機ELテレビのデメリットとは?
有機ELテレビはいいよと、良い点ばかり書いていても、信ぴょう性も低いし。
イマイチかもと言う率直な意見も書いていきたいと思います。
それは、物事には必ず良い面と悪い面の両面あって、どっちもフラットに考えた上で、自分にとってメリットの多い決断をしたいから。
記事にも正直に書いていきたいと思います。
それが、このブログを続けていく上での、信念の一つでもある。
以下、有機ELテレビのデメリットだと思える5点
1. 画面の焼付け
2. 寿命
3. LG製がメイン
4. 価格
5. 生産方式
① 画面の焼付け
これは、サムスン製のスマホでも言われていることです。
有機ELテレビの宿命。
ただ、前述のようにメーカーも対策は施している。
さらに光量を落とすことで焼付けが軽減されます。
② 寿命
これも、前述してますが、自発光材料が故の宿命。
ただ、10年は問題なくもつレベルにはあります。けど、僕のように10年以上も使い続けるとなると、これは少々問題ですよね。
10年もってくれたら、あとはいつ壊れてもしょうがないのかな。
ただし、コストにもよるのかも。
30~40万円もするテレビで、10年もたなかったら、これは明らかにコスパが悪いと言わざるを得ない!ですよね。
ただ、もう少し、安心できるためには、メーカー保証ができる範囲をできるだけ長くして欲しいものです。
現実的には、購入の祭の有料保証を付けるのは必要かも。
③ LG製のパネル供給のみ と ④ 価格
2017年、ソニー、パナソニック、東芝など有機ELテレビの各社モデルが出揃った。
ただし、日本はとっくに開発をやめていて、パネル部分を韓国LG社から買っている。
そこに各社、独自の映像制御エンジンなどを組み合わせている。
LG社の一社からのみのパネル供給に頼っているので、価格や生産量に不安が残る。
特に、売れれば少しづつは有機ELテレビの価格が下がっていくかも知れないが、コスパにおいてはLED液晶テレビには叶わない。
⑤ 生産方式
少し難しい話になるけど、LG製の生産方式は蒸着式といって、カラーフィルターを蒸気で貼り付け、白色有機ELで発光させる方式を採用している。
いってみれば、三原色(RGB)自発光による純粋なモデルではない。
このため、カラーフィルターがあるため光量が少し落ちる。
この、純粋なRGB有機素材での印刷方式で大量生産できるようになれば、カラーフィルターでのデメリットの一部は解消されるだろう。
個人的には、そこをものすごーく期待している。
この技術は難しいらしく、日本が有機ELテレビの開発から撤退した理由でもある。
最近、この技術に目処がつきそうな記事があった。
ジャパンディスプレー社傘下のJOLED社である。
ぜひともこの技術を民生テレビ用に完成させ、来年あたり大型テレビを売り出して欲しいものだ。
その時、僕は是非とも購入したいと思う。
それまでは、国産メーカーよりは比較的価格の安い、LG製の有機ELテレビなんかが候補かなと思う。
購入の時の、日本のメーカーの価格にもよるけど・‥
余談ですが、シャープから発売された8Kテレビには驚いた。
本物の現実世界が目の前に広がっているような自然な映像に本当に驚きました。
LED液晶テレビは、各社が技術を日々磨いているのでどんどんいいものが出てくる。
有機ELテレビや安めの液晶テレビには、メーカーによってはのっぺりとした、平坦な画像となることがよくある。
液晶テレビながら、シャープの8Kテレビには、立体感がものすごい。
映像って、奥行き感、立体感が大事なのかもしれない。
だから、目の前に本当に広がっているような、肉眼で見たような自然な映像が映し出されているのかもしれない。
シャープの8K液晶テレビがここまで圧倒的にすごいと、僕がここで書いた有機ELテレビとの画質差を解消する日も近いのかもしれない。
が、家庭に実際に導入する家電としては、今のところは有機ELテレビをおすすめしたいと思う。
なので、ここで書いたことは、液晶テレビと有機ELテレビを比べた上での、よりおすすめなのは、僕の使用用途や求めるものを考慮すると、「有機ELテレビ」だよという個人的な意見です。
どちらかが、悪い製品だとかそういう話ではありません。
誰かのお役に立つ情報であれば嬉しいです。
長い文章、最後までお読みいただきありがとうございます。
どなたかの参考になれば嬉しいです!
それでは、また。。。
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